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大きな自然災害が起こると募金詐欺が目を覚ます

募金代わりに個人情報を盗もうとするニセのYahoo!基金メールに注意

2023年10月29日 13時30分更新

募金活動のフリをするフィッシング詐欺が存在します

募金を装って個人情報を盗む詐欺

 Yahoo!基金の発表によると、同団体の名前を騙って寄付金を募ろうとするフィッシング詐欺が確認されているとのこと。

 同団体が開設している募金はYahoo!ネット募金に掲載しているものがすべてだとして、偽Webサイトでの金銭被害に注意を促しています。

 Yahoo!基金は「自然災害や感染症に対する支援」などをテーマに活動するLINEヤフーが設立した任意団体で、さまざまな活動に募金できるWebサービス「Yahoo!ネット募金」を運営中。

 Yahoo!ネット募金の正しいURLは下記の通り。
https://donation.yahoo.co.jp/

 また、Yahoo!基金が自ら情報発信しているSNSのアカウントは下記の2つのみ。
https://twitter.com/yahoojpkikin
https://www.facebook.com/YJcontribution

 大きな自然災害が発生した際には各地で募金活動が実施されますが、2011年の東日本大震災前後からWeb上での募金詐欺が目立つようになりました。有名な団体・組織を名乗り、クレジットカード経由での募金のように見せ掛けてクレカ情報を盗み取る手口などがポピュラーです。

 募金募集のメールやSMSを受け取っても、文中リンクはタップせずにご自身で当該団体を検索し、その公式サイトをチェックすることが詐欺を回避する対策の1つです。

 なお、フィッシング詐欺のメールやSMSがあなたのもとに届いた際は、フィッシング対策協議会に報告することをおすすめします。

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