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Amazon、ETC利用照会サービス、三井住友カードを騙るフィッシングメールで確認

飾り文字がフィッシング詐欺の証? 怪しいメールは触らず削除

2023年10月27日 17時30分更新

URLの一部が飾り文字になっている

「URLに飾り文字」は要注意

 フィッシング対策協議会の発表によると、「URLに飾り文字などが含まれた」フィッシング詐欺が発生中です。

 これは下記画像の通り、URL文字列の一部を通常フォントではなく、数字やアルファベットを四角や丸で囲む、いわゆる飾り文字フォントが使用されているフィッシングメールです。

URLに飾り文字などが含まれたフィッシングメールの例(フィッシング対策協議会公式サイトより)

URLに飾り文字などが含まれたフィッシングメールの例(フィッシング対策協議会公式サイトより)

 フィッシング詐欺で頻繁に悪用されるいくつかのブランド名を騙ったフィッシングメールにて見られる表示のようで、フィッシング対策協議会が発表したメール文面の例にはAmazonのほか、ETC利用照会サービス、三井住友カードが挙げられています。

 内容自体はそれぞれのブランドにありがちなフィッシングメールで、Amazonの場合は“アカウント情報の定期更新/再認証が必要”と偽るもの。

 ETC利用照会サービスは以前にもご紹介した、450日間ログインがないと自動解約される仕様を悪用したもの。そして三井住友カードは“異常な取引が発見されたので再ログインが必要”と偽るものが見つかっています。

URLに飾り文字などが含まれたフィッシングメールの誘導先の例(フィッシング対策協議会公式サイトより)

 URLに飾り文字を使ったメールはフィッシング詐欺の可能性がありますので、何もせず削除することが最良の対策となります。なお、Amazonの場合は「アカウント&リスト→アカウントサービス→メッセージセンター」に一覧表示されていないメールはニセモノです。

 今後フィッシング詐欺のメールやSMSがあなたのもとに届いた際は、フィッシング対策協議会に報告することをおすすめします。

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