2.5GbE対応有線LANを備える
そして、DeskMini B760では、Dragon RTL8125BGによる有線LANが 2.5GbEに対応となった点も見逃せない。DeskMini B660では、有線LANは1000BASE-Tまでの対応だったので、2.5GbEに対応したハブなどが必要にはなるものの、最大転送速度2.5Gbpsが利用できる点は魅力的だ。
無線LANも、Wi-Fiモジュール用のM.2スロットが用意されており、同社の「Intel 802.11ax Wi-Fi 6E Kit」などを装着することで、IEEE802.11a/b/g/n/axが利用でき、LANケーブルを引き回す必要はなく、場所を選ばず利用できる。
インターフェースは、フロントパネルにUSB 3.2 Gen.2x2(Tyep-C)とUSB 3.2 Gen.2(Type-A)を1つずつ備えるほか、ヘッドフォン/マイク入出力端子、それにマイク入出力端子を搭載。背面には、映像出力としてDisplayPort、HDMI、USB 3.2 Gen.2(Type-C)、それにD-Sub 15ピンの4系統を備える。
これらを同時利用して、4画面出力も可能になっている。また、このUSB 3.2 Gen.2(Type-C)は最大60Wの給電機能にも対応していて、各種デバイスの充電ができるほか、例えば対応したモバイルディスプレーなら、映像出力しながら給電するといったことをType-Cケーブル1本で済ませられる。
そのほか、USB 3.2 Gen.1(Type-A)とUSB 2.0(Type-A)も2つずつ搭載していて、USBは前後で計7系統利用でき、拡張機器を多く接続しても、足りなくなることはまずないはずだ。なお、DeskMini B760は、電源ユニットを搭載しておらず、付属のACアダプターを使用する。
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