京都市右京区の覚雄山鹿王院は11月10日~12月17日の期間、夜間特別拝観を実施する。
鹿王院は、足利義満が創建し、京都十刹第五位の格式を誇ったものの応仁・文明の乱で焼失した宝幢禅寺の中で唯一再建された塔頭という洛西屈指の古刹・名刹。嵐山を借景とする日本最初の平庭式の枯山水庭園は、京都市指定名勝。山門から中門に続く石畳の参道とともに、知る人ぞ知る紅葉の名所だという。
今年は舎利殿の改修工事が完了して初めての夜間拝観となる。今回の夜間拝観は、1日150名の限定公開(事前申込制)。境内を照らし出す照明は、現実から仏の世界へと導く光の路を足元灯でかたちづくり、仏牙舎利を安置する舎利殿、庭園の紅葉、松、モッコクなどを柔らかい光で包む、禅寺の魅力そのものを活かした格調高いライトアップを予定。
覚雄山鹿王院 夜間特別拝観
期間:11月10日~12月17日(月曜休み)
時間:17時30分~20時(最終受付19時30分)
拝観料:2500円 (お茶・オリジナル和菓子つき)
※平日限定のプレミアム拝観では、初の試みとして京都の伝統文化 狂言によるおもてなしを予定
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
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