OpenAIは10月19日(現地時間)、同社の生成AI「ChatGPT」上からAIとの単純な会話で画像生成が可能になったと発表した。
同社によると画像の生成には「DALL・E 3」を使用。同日現在、「ChatGPT Plus」または「ChatGPT Enterprise」プランを契約中のユーザーが利用できるという。
ニュースリリースでは具体的なプロンプト(会話)と出力の例も示されている。例えば、ユーザーが「I am working with a web designer for a new website to sell bicycle helmets. Could you recommend a few website UI's that are both modern and simple that I can share with her as examples?(日本語訳:私はWeb デザイナーと協力して、自転車ヘルメットを販売する新しい Webサイトを作成しています。例として彼女と共有できる、モダンでシンプルな WebサイトUIをいくつか勧めていただけますか?)」と指示すると、以下のような画像を出力してくれる。
同じようなやり方で、店舗のロゴを作ったり、理科のレポートに必要な参考画像を出力することも可能だ。
なお、「DALL・E 3」には複数の安全機構が組み込まれており、暴力的、成人向けなどのコンテンツや、存命中のアーティストの画像の生成は制限されている。アーティストの画像については、アーティスト本人が将来の画像生成モデルのトレーニングから自身の画像をオプトアウトするオプションも提供しているという。
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