10月前半のまとめ:ビジネスフェーズに突入するアメリカ大手
毎週のように生成AIの企業導入やシステム開発の話題が出てくる。生成AIの1つの本質として、「コアとなるLLMの外にどれだけ多くの独自データを積み上げるか」という点が大きく関係している、と筆者は想定している。
単にLLMがあっても、それはユーザーインターフェースの変化に過ぎない。そこでデータをどう使って企業価値につなげるかがポイントであり、大手プラットフォーマーは「データを持つ企業にどう生成AIを売り込むか」というフェーズに突入している。
一方、生成AI・LLM自体の技術開発がまだ途上であるのは間違いなく、その部分のニュースもまだまだ出てくるだろう。
だが、両者のありようは今後さらに分かれていき、扱いも変わってくるのではないか……と考えている。
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