アップルは10月11日(現地時間)、サポートページに「If you want to buy a preowned iPhone(日本語訳:中古のiPhoneを購入したい場合)」と題する文書を公開した。
中古iPhone購入前後のチェックポイントをアップル自ら紹介
内容は中古iPhoneを購入する際の注意すべき部分やチェックポイントなどを紹介したもの。例えばオンラインで中古の「iPhone」を購入するときのチェックポイントは以下の6点だ。
●オンラインで中古iPhoneを購入する際のチェックポイント
- 信頼できる販売者から購入する
- 返品ポリシーを確かめる(返品できる期間、返品条件、返品方法を必ず確認する)。
- 販売者が中古デバイスを認定しているかどうか、認定プロセス(検査内容)にはどのようなものが含まれているかを確認する。
- (可能であれば)iPhone に物理的な損傷があるかどうか、バッテリーの状態、iPhone の部品とサービス履歴を調べる。
- iPhoneがアクティベーションロックされている場合は、購入を避ける。
- iPhoneが届いたら動作などをチェックする。期待した状態と異なる場合は返品する。
同文書では他にも、店頭での購入時や購入後にiPhoneの動作をチェックする方法、過去の修理で非純正部品が使われているかどうか確認する方法なども紹介している。
●部品交換の有無や非純正部品の使用について確認する方法(iOS 15.2以降)
- 「設定」→「一般」→「情報」へ移動
- 部品交換されている場合、シリアル番号の下に「部品とサービス履歴」セクションが表示される。
- 「Apple純正部品」というラベルが付いている場合、アップルの純正品を使い正しいプロセスで修理されている。
- 「不明な部品」というラベルが付いている場合、取り付けが不完全か、部品が非純正部品と交換されている、あるいは別のiPhoneで使われていた部品が使われており、期待どおりに機能していない。
10月16日現在、日本語版の文書は用意されていないが、「Chrome」などの翻訳機能でほぼ問題なく読めるレベルの日本語訳を得られる。中古iPhoneの購入を検討しているユーザーは一度目を通しておくと良さそうだ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります