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カシオ、ギターストラップで「エフェクターを操作するコントローラー」発表

2023年10月12日 12時05分更新

 カシオ計算機は10月12日、ギターストラップに装着し、本体を伸縮させることによってギターの音を変化させるエフェクターを操作できる新感覚のエフェクトコントローラー「DIMENSION TRIPPER(ディメンショントリッパー)」を開発。あわせてクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING(グリーンファンディング)」の同製品プロジェクトページにて、支援の募集を開始した。

トランスミッターとレシーバーを組み合わせて使用

左:トランスミッター 右:レシーバー

 本製品は、ギターストラップ(ギタリストが立ってギターを演奏する際にギターを肩にかけて保持するためのベルト)に装着するトランスミッター(送信機)と、エフェクター(ギターの音を変化させる装置)につなぐレシーバー(受信機)を無線接続し、演奏しながらトランスミッター内のバネを伸縮させることで、例えばリバーブ(エコー)のかかり具合をコントロールすることが可能。

 動画では、DIMENSION TRIPPERを使って音色を変化させながら演奏している様子が紹介されている。

接続例

 本製品は純粋なコントローラーでありエフェクター機能は用意されていないため、利用する際は別途用意したエフェクターのEXP(エクスプレッションペダル)端子にレシーバーを接続する形になる。

 レシーバーには出力端子が2個ついているため、同時に2種類のエフェクターを操作できることになる。もちろんマルチエフェクターを組み合わせれば、より多くのエフェクトを操作できる。

 また、従来の足で操作するボリュームペダルやエクスプレッションペダルと組み合わせることによって同時に2つのエフェクターを操作できる。

 例えば足でワウペダルを踏みつつDIMENSION TRIPPERで音量を変化させるといった、従来では表現が難しかった音色づくりを楽しめるという。

 さらに、ステージでは足元のペダルボード(エフェクターを配置したボード)から離れた場所にいてもDIMENSION TRIPPERでエフェクターをコントロールできるため、ステージを自由に動き回りながらストラップを伸縮させつつ音色を変化させるというパフォーマンスが可能になるという。

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