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任意の電圧で強制給電可能! 要注意な「PPSトリガーケーブル」が2680円

2023年10月12日 10時00分更新

 任意の電圧設定に対応したPPSトリガーケーブル「WITRN PDC002」がShigezoneに入荷している。中国WITRNブランドの製品で、価格は2680円だ。

USB PD非対応の旧型ノートPCでもPD充電を可能にする、PDトリガーケーブルの新型。なんと任意の電圧を設定できる点が特徴だ

 PPS対応のUSB PD充電器との組み合わせにより任意の電圧を設定し、設定した電圧で強制給電が可能なPDトリガーケーブル。これまでは電圧固定タイプ(20V/5Aモデルや19V/3Aモデルなど)が販売されていたトリガーケーブルだが、新たに任意の電圧値を設定できる万能タイプが登場した。

 ケーブルとアダプター型のプログラマボードがセットになっており、最大20Vまでの任意の電圧を設定可能。プログラマボードとソフトウェアを使用してケーブルのファームウェアを書き換え、0.01V単位で電圧を設定できる仕様だ。

製品には、ファームを書き換えて任意の電圧を設定するためのプログラマボードが付属している

 組み合わせるPD充電器やモバイルバッテリーがどの電圧に対応しているかは、製品のソフトウェアおよび一部のUSBチェッカーで確認可能。また、設定時と異なる充電器・ACアダプターを接続した場合は、安全のため5Vにリセットされる仕様になっている。

アダプターやモバイルバッテリーの電圧対応は、製品のソフトウェアでも確認可能。ノートPC側はΦ5.5/2.5mmのジャックに接続できる

 コネクターはUSB側がUSB Type-Cで、ノートPC側は外径5.5mm/内径2.5mm(外径5.5mm/内径2.1mmのジャックにも接続可)。なお設定した電圧で強制給電するケーブルの性質上、接続する機器の対応電圧を間違えると、機器が破損する可能性がある点は覚えておこう。

【取材協力】

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