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アップル「iPhone 15」保護フィルム、もう100円ショップで売ってた!ちゃんと貼れます

2023年10月12日 07時00分更新

山田化学のiPhone 15シリーズ向けガラスフィルム

山田化学のiPhone 15シリーズ向けガラスフィルム

 9月27日付の記事「アップル「iPhone 15 Pro」専用保護フィルムしか貼れない説は本当。100円ショップで買った「iPhone 14 Pro」用は全滅でした」では、iPhone 15 Proにディスプレーサイズが同じiPhone 14 Pro用のガラスフィルムを使用できるか試した結果を報告し、多くの反響をいただいた。

 筆者はその後も頻繁に100円ショップを覗いていたのだが、10月10日にある店舗で「iPhone 15」シリーズ対応をうたう製品を発見。見つけたら試すしかないということで、早速購入し、試してみることにした。

山田化学「for iPhone 2023 秋発売モデル スモールサイズ」

 購入したのは山田化学の「for iPhone 2023 秋発売モデル スモールサイズ」という製品。価格は110円だ。パッケージには「2カメラモデル・3カメラモデル兼用」との記載があり、「iPhone 15」とiPhone 15 Proの両方に対応しているようだ。誤購入防止のためかパッケージの表と裏にそれぞれ「iPhone 14」シリーズを含む過去の機種では使用できない旨の表示もあった。

過去の機種では使用できない旨の注意書き

過去の機種では使用できない旨の注意書きもある

 機能面は「皮脂防止」と「抗菌」に対応。抗菌はSIAA規格で99%菌の増殖を抑制、半永久的に効果が続くとしている。ガラス表面は光沢仕様。ブルーライトカットやのぞき見防止といった機能は付いていない。ガラスの硬さは9Hだ。

サイズは問題ないが貼り方は少々コツがいる製品

 パッケージを開封すると、白い保護袋に包まれたガラスフィルムが1枚入っている。一般的な保護フィルムと異なり、ディスプレーの汚れを取るためのウェットシートや埃取りシール、拭き取り布などは付属していないため注意が必要だ。

内容物はガラスフィルムのみ

内容物はガラスフィルムのみ

 本製品はディスプレーの表示領域のみをカバーする仕様で、曲面になっているベゼル部分までは届かない。誤ってベゼル部分に貼ってしまわないよう、ディスプレーを明るく点灯させ、ディスプレーとベゼルの境界線がはっきりとわかる状態にしてから貼り付けるのがコツだ。

 実際に貼り付けてみた様子は写真の通り。ディスプレーの端ギリギリまでカバーできており、周囲が浮き上がったりすることもない。本製品はフロントカメラの部分に穴がない全面ガラス仕様だが、カメラの使用も筆者の環境では特に問題はなかった。

貼り付け後の全景

貼り付け後の全景

浮き上がりや気泡はない

浮き上がりや気泡はない

ディスプレーの端ギリギリまでガードされている

ディスプレーの端ギリギリまでガードされている

 前述の通り、貼り付け前の清掃キットが付属していない点は悔やまれるが、それ以外は概ね問題なし。耐久性については時間不足で未検証だが、ひとまず実用できる製品と言って良さそうだ。

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