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Googleアカウント「パスキー」を標準サインインに

2023年10月11日 15時30分更新

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 グーグルは10月10日(現地時間)、個人のGoogleアカウント全体のログインを対象に「パスキー」をデフォルトのオプションとして導入することを発表した。

 パスキーはパスワードレス認証方式の1つ。事前に設定を済ませておくことで、対応サービスへログインする際、指紋認証や顔認証などを利用してパスワードを入力することなくログインできるようになる。

 グーグルではこれまでも「YouTube」「検索」「マップ」など一部のアプリでパスキーを導入していたが、今回の改定により、個人ユーザーは自身のGoogleアカウントへのログイン全てにパスキーを利用できるようになる。同社によるとパスキーはパスワード入力型の認証と比べ安全性が高いだけでなく、認証に要する時間も40%早くなるという。

パスキー認証設定画面のイメージ

パスキー認証設定画面のイメージ

 なお、パスキーの提供後もこれまで通り、パスワードを使った認証の利用は可能。設定によりパスキーを使った認証機能をオフにすることもできる。

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