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レノボ、顧客企業が排出削減量の証明書を取得できる低炭素輸送サービス「Reduced Carbon Transport Service」発表

2023年10月10日 16時00分更新

 レノボ・ジャパンは10月10日、新しい低炭素輸送サービス「Reduced Carbon Transport Service」を発表した。

 Reduced Carbon Transport Serviceは、顧客企業にIT機器の航空貨物輸送に伴う二酸化炭素排出を削減する手段を提供するサービスで、Reduced Carbon Transport Serviceを通じ、顧客企業は「持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel、以下SAF)」クレジットを購入し、その排出削減効果をIT機器の購入に適用できる。

 従来のジェット燃料よりもクリーンな代替燃料であるSAFには、航空貨物輸送に伴う二酸化炭素排出を削減する潜在的な可能性があり、温室効果ガス(GHG)プロトコルにおけるスコープ3(製品の購入や廃棄に関連する排出量を含む社外で発生する排出量)の排出量目標の達成を可能としている。

 スコープ3排出量は企業の平均総排出量の70%を占めているもののスコープ3排出量を正確に測定している企業が全体の10%にも満たない状況にあり、Reduced Carbon Transport Serviceを利用することで顧客企業は自社のスコープ3目標値に対する報告に使用可能な排出削減量の証明書を取得できる。

 Reduced Carbon Transport Serviceは、レノボのソリューションズ&サービス・グループ(SSG)が提供。SSGはパーソナルコンピューターやインフラストラクチャー、スマートバーティカルにわたるレノボのすべてのITソリューションの他、サポート、マネージド、プロジェクト、およびソリューションを含む様々なサービスを統合しており、グローバルおよびローカル規模で顧客企業のビジネス変革を支援している。

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