動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。
そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。
秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。
Ryzen 7+GeForce RTX 3060搭載でOS込み13万5000円!
Core i9や、Ryzen 7000X3Dに、GeForce RTX 4090など、上を望むと軽く30万円を超えてしまう最強のゲーミングPC。いずれは組んで最新ゲームタイトルを4K解像度、最高画質で楽しんでみたいところだが、フルHD解像度をターゲットにしたゲームをプレイした人や、これからPCゲーミングをはじめる人、久しぶりにゲーミングPCを新調するといった人におすすめしたいのが、今回紹介するレシピだ。
今回はTSUKUMO eX.にお邪魔した際に紹介された“秋の感謝セール”品を組み合わせた数量限定のレシピになる。数量限定の特価品を使っているので、即買いが必要だが今月中に買おうと思っていた人は超注目。
8コア/16スレッドCPUの「Ryzen 7 5700X」と、フルHDゲーミングに十分なGeForce RTX 3060搭載で、OS込み13万5000円を実現しているうえ、WQHDゲーミングをターゲットにしたGeForce RTX 4070でも、20万円切りを狙える構成になっている。
CPUとマザーボードの限定セット品をベースに構成
秋葉原のツクモ各店で開催されている“秋の感謝セール”。そのなかの「Ryzen 7 5700X」とASRockマザーボードの「B550 Steel Legend」で、3万9980円となっている数量限定セット特価品をベースに構成した今回の自作レシピ。
ツクモの数量限定特価品で作る低価格ゲーミングPC | ||
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CPU | AMD「Ryzen 7 5700X」 (8コア/16スレッド、最大4.6GHz) |
3万9980円 |
マザーボード | ASRock「B550 Steel Legend」 (AMD B550、ATX) |
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CPUクーラー | Deepcool「AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1」 (空冷サイドフロー、120mmファン×1) |
3480円 |
メモリー | CORSAIR「VENGEANCE LPX CMK32GX4M2E3200C16」 (16GB×2枚、DDR4-3200) |
9380円 |
ストレージ | Western Digital「WD_Black SN770 NVMe WDS100T3X0E」 (1TB M.2 SSD、PCIe 4.0) |
9980円 |
ビデオカード | 玄人志向「GALAKURO GAMING GG-RTX3060-E12GB/OC/DF」 (GeForce RTX 3060、12GB GDDR6) |
3万8014円 |
PCケース | darkFlash「DK352 BK/4ARGB」 (ATX、ミドルタワー) |
6980円 |
電源ユニット | ADATA「XPG PYLON 750W」 (750W、80PLUS BRONZE) |
7980円 |
総額(税込) | 11万5794円 |
※価格は10月8日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。
CPUは、1世代前とはいえZen 3アーキテクチャーを採用した8コア/16スレッドCPUだけあってパフォーマンスに不安はない。さらにマザーボードの「B550 Steel Legend」はSocket AM4世代の人気モデル。16コアCPUも余裕の14フェーズ電源回路やM.2ヒートシンク、USB3.2 Gen2 Type-Cポート、2.5ギガビットLANなど十分な機能を備える。そんな2点セットで3万9980円と、お買い得感満点になっている。
ゲームに重要なビデオカードには、4万円切りのGeForce RTX 3060搭載製品を組み合わせている。そのほかもコストを抑えつつ信頼できるパーツを組み合わせ、OS別で11万5794円に価格を抑えている。
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