ハーマンインターナショナルは10月5日、JBLブランドより、ウェアラブルシリーズ「SOUNDGEAR」の最新モデルとして、完全ワイヤレスイヤホン「JBL SOUNDGEAR SENSE(サウンドギア センス)」を発表した。直販価格は2万2000円で、10月13日より発売する。
本製品は、近年のトレンドになっている“ながら聴き”のスタイルに対応した、空気伝導方式による耳をふさがないオープンスタイルの完全ワイヤレスイヤホン。カラーはブラック、ホワイトの全2色。
4段階で角度調整可能なイヤーフック構造を採用し、自分の耳に合う角度にパーソナライズできる。また、脱着式ネックバンドを付属しており、イヤーフックの先端に装着することでイヤホン本体の紛失のリスクも軽減。シンプルなイヤーフックのみか、落下の心配がないネックバンドスタイルの2ウェイを選べる。汗や水しぶきに強いIP54の防水防塵にも対応しているため、運動時などでも使用できる。
大口径16.2mmダイナミックドライバーと独自のBASSエンハンスメント(低音強化アルゴリズム)を含む特別なサウンドチューニングにより、パワフルな低音域とクリアな高音域を両立したとする。また、ドライバーユニットが前後に振動することで、音波の位相が180度異なる場合に生成される逆位相サウンドを当てることで音の拡散を低減させ、音漏れを最小限に抑える。専用の「JBL Headphones」アプリでイコライザー設定も可能。
2台のBluetoothデバイスに同時接続とスムーズな切り替えが可能な「マルチポイント」や、片方のイヤホン単体使用も可能な「デュアルコネクト+Sync」機能に対応する。イヤホン内部に左右合計4基のビームフォーミングマイクを搭載し、異なるマイクでの集音により環境音と話している声を的確に切り分け、話し声だけを明瞭に届けることが可能だとする。
バッテリーは最大およそ24時間の連続再生(イヤホン本体およそ6時間+充電ケース使用18時間)に対応。また、およそ15分でおよそ4時間分チャージする急速充電も可能だ。周波数特性は20Hz~20kHz、対応コーデックはSBC、AAC、(LC3対応予定)、対応プロファイルはHFP 1.8、A2DP 1.4、AVRCP 1.6.2。
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