新「Google Pixel Watch 2」バッテリーや各種センサーが新しくなりFeliCa対応!
グーグルは10月4日、同社純正のスマートウォッチ「Google Pixel Watch 2」(以降、Pixel Watch 2)を発表した。搭載OSはWear OS 4.0、価格はWi-Fiモデルが5万1800円、4G LTEモデルが5万9800円。10月12日からGoogleストアのほか、NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンク、大手量販店やオンラインサイトで発売する。
新CPUと低電力コプロセッサーを搭載
「常に画面をON」設定でも24時間使えるバッテリー
Pixel Watch 2は、前機種の294mAhよりも若干容量が増えた標準306 mAh充電式リチウムイオンバッテリーを搭載。最新のクアッドコアCPUと低電力Cortex M33コプロセッサーにより、ディスプレーが常時表示されている場合でも、24時間のバッテリー寿命を実現するとうたう。高速充電が可能で、付属する新型USB-C急速充電ケーブルを30Wアダプターに接続することで、30分で50%まで充電することができる。
なお、Pixel Watch 2に付属する充電ケーブルは前機種と互換性はない。
ユーザーの健康状態によりフォーカス
トレーニング用のフィットネスツールも改良
マルチパス光学式心拍数センサー、皮膚コンダクタンスを測定する電気センサー(cEDA)、皮膚温センサーと3つの新しいセンサーを搭載し、健康状態についてより深いインサイトを提供する。改良したAI心拍数アルゴリズムと連携して、前機種Pixel Watchの25倍のLEDを搭載したマルチパス光学式心拍数センサーが、これまでよりも正確に心拍数を読み取るという。この結果、消費カロリー、アクティブな心拍ゾーン(分)、今日のエナジースコア、睡眠などの健康指標についてもより正確に測定できる。
Fitbitに採用した皮膚コンダクタンスを測定する電気センサー(cEDA)をPixel Watch 2にも搭載。心拍数、心拍変動、皮膚温からの情報を取得した機械学習アルゴリズムを使用し、ストレスの兆候を特定することができる。
心拍ゾーンのコーチングとペーストレーニング機能が新しくなり、HIIT ワークアウト中に心拍ゾーンの変化を警告したり、マラソンのトレーニング中にペース目標に関するリアルタイムのフィードバックの提供が可能となる。ランニングやサイクリングを含む7つのエクササイズで、ワークアウトの開始と停止の自動リマインダーを使って、運動時間を管理することができる。
位置情報の有効化と4G LTE サービスまたはインターネット接続が有効な場合、転倒検知や緊急SOS、緊急事態の共有、安全確認などといったGoogle Pixelの予防安全機能をPixel Watch 2でも利用できるようになる。
本体ケースのカラバリは3色
100%再生アルミニウムを採用し前機種より10%軽量
Pixel Watch 2は、本体ケースに100%再生アルミニウムを採用し、前機種より10%ほど軽量となった。
本体ケースのカラーバリエーションはMatte Black、Polished Silver、Champagne Goldの3色となる。Googleストアで販売されるバンドとの組み合わせは、Polished Silverが2タイプのカラーリングで発売されるため、ラインアップは「Matte Black アルミケース/ Obsidian アクティブバンド」「Polished Silver アルミケース/ Bay アクティブバンド」「Polished Silver アルミケース/ Porcelain アクティブバンド」「Champagne Gold アルミケース/ Hazel アクティブバンド」と4つになる。
このほか、Googleストアではメタルバンドなど別売りのバンドも取り扱う。なお、前機種Pixel Watchのバンドも利用可能だ。
主な仕様は、ケースサイズ直径41mm、高さ12.3mm、重量31g(バンドを除く)、320ppi AMOLED ディスプレー(DCI-P3 カラー)、Qualcomm 5100搭載、5 ATMかつIP68、マイクとスピーカー内蔵、NFC、FeliCa(Suica、iD、QUICPay)、GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、Quasi-Zenith Satelliteを搭載している。
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