TVS REGZAは10月4日、4K液晶レグザのスタンダードモデル「M550M」、エントリーモデル「E350M」シリーズを発表した。M550M(10月20日発売予定)は43~75型の5機種を展開、E350M(11月10日発売予定)は43~65型の4機種を展開する。
価格はいずれもオープンで、M550Mシリーズが11万円前後~、E350Mシリーズが9万9000円前後~。
省エネながら映像機能は不足なし
両シリーズとも高画質化回路搭載&Apple AirPlay 2対応
「M550M」シリーズは、前年モデルと比べておよそ33%、年間消費電力を削減したモデル。「E350M」シリーズは機能をさらにシンプルにし、省エネ性能(前年比およそ24%)を高めている。
映像を解析し、シーンに応じたバックライト制御と階調補正をする新技術を搭載。暗い映像ではバックライトの輝度を抑制し、信号処理で映像の明るさ感をキープ。省エネ性能と映像品位を追求している。
2026年基準の年間消費電力量(kWh/年)では、75型モデルでも2010年発売の37型モデル「37Z1」の年間消費電力を下回っているという。
両シリーズとも、進化した「レグザエンジンZR」を搭載。地デジやBS・CSはもちろん、4K放送やネット動画を高画質かつ快適な操作性で視聴可能。
「ネット動画ビューティ」機能は、高画質化処理でコントラストと精細感をアップ、さらにネット動画の気になるノイズを抑制し、ネット動画に多い24pや30p映像もなめらかに再生できる。
M550Mシリーズは広色域LEDバックライト搭載
色温度センサーを搭載しAI高画質化機能もアリ
広色域LEDバックライトとボイスコントトール対応リモコンを採用するスタンダードモデル「M550Mシリーズ」は、「地デジ動画AIビューティ」機能を搭載。ノイズ抑制に加えて高画質化処理を施すことでリアルな精細感を復元しつつ、テロップ周りのモスキートノイズを抑制できる。
「クラウドAI高画質テクノロジー」は、詳細ジャンルやコンテンツごとの画質特性をクラウドから取得。視聴中の放送コンテンツに適切なパラメーターを用いてAI高画質処理を行うことで、高精細でリアルな高画質を実現する。
さらに「ナチュラルフェイストーン」機能で、人肌の立体感や質感を向上させるとともに黒ずみや白飛びなどを抑制し、 自然な人肌を再現。
「おまかせAIピクチャー」機能は、リビングの色温度と明るさを検知する色温度センサーにより、室内の明るさや外光の影響、照明の色の違いなどを検出。明るい部屋では明るい画質に、照明の暗い部屋では見やすい明るさに画質を自動調整してくれる。
E350Mシリーズは機能を絞って低価格化
高画質化エンジンもAirPlay 2も使える
エントリーモデル「E350Mシリーズ」は、M550Mシリーズと同じ高画質化回路「レグザエンジンZR」を搭載。広色域LEDバックライトやリモコンのボイスコントトール、「クラウドAI高画質テクノロジー」「ナチュラルフェイストーン」などの機能は省きつつ、「地デジ動画ビューティ」や明るさセンサーを利用する「おまかせオートピクチャー」などで機能を補完。65型でも市場想定で15万円を切るコスパも魅力だ。
そのほか、「新ざんまい」機能で好きなジャンルやアーティストの番組をまとめてピックアップ。放送番組とさまざまなネット動画の垣根を超え、見たい番組をシームレスに探せる。
両シリーズともAppleのAirPlay 2とAndroid端末のスクリーンミラーリングに対応しており、スマホゲームやアプリ限定のライブ配信などのコンテンツをレグザの大画面で楽しめるのも魅力だ。
M550Mシリーズは10月20日、E350Mシリーズは11月10日発売予定。
市場想定価格(税込)
M550M シリーズ:75M550M(75型) 24万2000円前後
65M550M(65型) 17万6000円前後
55M550M(55型) 13万2000円前後
50M550M(50型)12万1000円前後
43M550M(43型) 11万円前後
E350M シリーズ:65E350M(65型) 14万3000円前後
55E350M(55型) 12万1000万前後
50E350M(50型) 11万円前後
43E350M(43型) 9万9000円前後
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