NTTコミュニケーションズ、東京ロボティクス、NHN テコラスおよびE-MARKは10月より、リアルタイム遠隔制御ロボットを活用したデータセンターのIT機器運用保守業務に関する実証実験を開始する。
本実証ではNHN テコラスが商用環境として利用するデータセンターのIT機器を対象とし、運用保守業務におけるテレプレゼンスロボットの有効性を10月~2024年3月の期間、検証する。
NHN テコラスが商用環境で利用しているデータセンターにて、E-MARKがNTT Comと東ロボが開発したテレプレゼンスロボットを用いて故障・トラブル発生時の駆け付け、現地作業の事前事後確認、遠隔からのサポート作業、定期巡回を実施する。
遠隔制御ロボットには搭載カメラによるサーバーの状態監視機能やロボットアームによる撮影位置・角度の調整機能、地図機能と連携した自律移動などを搭載。今後はNTTグループで提供するIOWN構想のオールフォトニクス・ネットワーク(APN)を活用し、より低遅延なネットワーク環境を活かした遠隔からの操作性向上と機能の拡充を実現するという。
なお、10月12日~13日に開催する「docomo business Forum’23」にて、本取り組みを紹介予定。詳細はこちらを参照のこと。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります