日本最大級のゲームの祭典、「東京ゲームショウ2023」(以下、TGS)が今年も開催され、無事幕を下ろしました。
4年ぶりに幕張メッセ全館を利用して行われた今回のTGS。公式発表によれば、44の国や地域から過去最多となる787の企業・団体が出展し、出展タイトルは2291タイトルに上りました。
イベントの結果速報では、総来場者数は24万3238人。コロナ禍によって2020年~2022年まではオンラインや制限つきの開催でしたが、ようやく以前の数字まで盛り返し始めた感じです。
アスキーでは、現地のブースやオンラインイベントの内容、新作ゲームの試遊体験などTGS情報を特集でお届けしました。記事は特集ページにまとめられていますが、100本以上の本数になったので、「そんなに読んでいられない!」という人もいらっしゃるはず。
そこで今回、アスキーの編集部員が今年のトレンドや印象に残った発表内容をまとめました。これを読めば“アスキー的TGSの見どころ”がまるわかり!ぜひチェックしてみてください。
アスキー編集部員の見どころコメント
●編集部員:栗俣
アスキーの新人編集者①。MMORPGやアクションゲームなどをやりこむコアゲーマーで、高難度のロボットアクション『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』も誰より爆速でクリアしていた。
自分が取材したゲームで特に期待しているのは、PLAYISMブースの『電気街の喫茶店』。もちろんADV系のゲームが好きなのもありますが、大阪の日本橋が舞台のゲームというのはあまり聞かないので、発売したらぜひ遊んでみたいタイトルです。他には試遊はしてないのですが、インディーゲームコーナーでコーラを振るゲーム『JetCola(ジェットコーラ)』の試遊をしていた人が、コーラ型のコントローラーを必死で振っていたのが妙に印象に残りました。
また、個人的には直近に遊んだゲームの影響もあり、3Dのロボゲーが目に付いた印象です。取材に行ったPLAYISMブースでは『BREAK ARTS III』が試遊できましたし、他のブースではバンダイナムコブースの『SYNDUALITY Echo of Ada』、ディースリー・パブリッシャーブースの『CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-』、あとはインディーゲームですが『Lavrock:塒の唄』など、ジャンルは違えど次々にロボゲーが出てきて、まだまだ私のロボゲー熱は冷めないようです。
そのほか、ゲームに関係ないところでは今年は会場内がとても蒸し暑い印象を受けました。9月も終わりでさすがに涼しくなると思っていたのですが、来年またTGSを見に行く機会があれば水分補給は特にしっかりしたいところです。
●編集部員:松永
アスキーの新人編集者②。自他ともに認める「ソードアート・オンライン」(SAO)ガチ勢で、SAOのゲームはほぼやってる。『Fate/Grand Order』のような世界観が作りこまれたゲームも好き。
バンダイナムコブースは試遊できたゲームも多く、展示物も見上げるほど大きくて面白かったです。これから発売となるタイトルを先行して体験できる貴重な機会だったように思います。コーエーテクモゲームスブースでは『Fate/Samurai Remnant』も試遊できました。
ステージは3日目に『ソードアート・オンライン Last Recollection』のステージを見に行きました。発売間近でありながらも驚くような新情報が続々発表されて、会場のファンと同じように歓声をあげて喜びましたね。
TGS初参加だったので、コロナ明けの大型イベントの熱気をしっかりと感じられました! 来年もどんなゲーム作品が登場するのか、今から楽しみです。
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