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2タイトルのプレイ動画もお届け!

ロボとゾンビ!3goo発売の注目の2タイトル『RoboCop: Rogue City』と『Welcome to ParadiZe』をレポート【TGS2023】

2023年09月26日 23時55分更新

 主に海外のタイトルをローカライズして国内販売を手掛けるパブリッシャーである3goo(サングー)。同社は「東京ゲームショウ2023」(TGS2023)の期間中に、今後発売を予定している2タイトル『RoboCop: Rogue City』『Welcome to ParadiZe』のメディア向けプレゼンテーションを実施した。本稿では、そこで得られた最新情報をお伝えする。

ロボコップになりきって街を守れ!
『RoboCop: Rogue City』

 1980年代に大ヒットを飛ばした映画「ロボコップ」。本作はその主人公であるロボコップとなって、街にはびこる悪に立ち向かうゲームで、ジャンルとしてはRPG(育成や会話)要素のあるFPSとなっている。

 メーカー担当者によるプレゼンテーション、および体験プレイで感じたのは、激烈な“原作リスペクト”。なにしろ、「ロボコップ」「ロボコップ2」で主演を務めた俳優のピータ・ウェラーさんが顔モデルや音声を務めているのだから、当時からのファンからしたら、それだけでもう胸熱だ。

への字な口元が実にピーター・ウェラーさん。マスクを外して顔を露出するシーンもあるようだ

 舞台となるのは、もちろん映画と同じデトロイトの街。廃工場や夜の街など、映画で見慣れた光景の中をドスドスと金属音を響かせながら歩いていけるのも、タマらないものがある。

 シナリオはゲーム用に書き下ろされたもので、時間軸としては映画の「2」と「3」との間。なぜオムニ社が業績不振に陥ったのかの理由も描かれるという。

 本作は、ステージごとの目的をクリアすることで進んでいく。各ステージは「捜査パート」と「戦闘パート」に分かれていて、メイン以外にもサブの目標が用意されている。

 NPCと会話をするシーンもあり、返答によって相手の好感度が変化。場合によっては物語の展開が変わっていくという。

 サブストーリーまで含めるとプレイ時間は30時間以上とのことなので、ゲームのボリュームもかなりのものだ。

 ロボコップといえば、愛用銃であるオート9での射撃も代名詞。ロボコップは早歩きしかできない代わりに防御力が高いので、敵の弾を一発食らったくらいでは倒れることはない(HPは減る)。

 敵からの銃撃に身を晒しながら愛用の銃で的確に反撃を食らわしていくのは、まさにロボコップ気分だった!

 また、敵の動きを一定時間スローモーションにして、その間に一掃することも可能だ。

相手が落とした武器を拾って使うことも可能。コブラ砲もあるんですって!

 敵を撃ったときのリアクションにも非常にこだわりがあり、股間を撃ち抜けばその場でうずくまり(女性を盾にしたときのアレだ!)、首を撃てばクラレンスよろしく首を押さえながら悶え苦しむといったモーションが確認できた。

 さらに、犯罪者を殴り倒したり、首根っこを掴んで放り投げたりもできる。残虐表現も日本版だからといった規制はなく、原作ファンとしては「ああコレだよ!」という気持ちに浸れた

 紹介した以外にも、スキルを強化することでオート9を強化したり、会話を有利にできたりすることが可能。ほかにも技術レベルを上げて、ステージ中の仕掛けを動作させるといったことができる。

 また、ED-209と行動をともにするシーンがあったり、バディの警官アン・ルイスが登場したりと原作ファンの体温がどんどん上がるであろう要素が山盛り。ロボコップと言えばなパロディCMもあるということで楽しみすぎる。

 最後に、ハンズオンで実際にプレイした動画を掲載する。デトロイトの市街地に出回る違法薬物“ニューク”の取締りを行なうため、スキャンを使って必要な証拠を集めて捜査令状を取得、攻撃してくる敵を倒していくという流れだ。

 ゲームの雰囲気がよくわかる内容となっているのでじっくりとご覧あれ。

『RoboCop:Rogue City』体験プレイ動画 ※年齢制限があるため視聴の際はご注意を。

https://www.youtube.com/watch?v=90PMiuYmfTA

開発を担当するのはTEYON。「ターミネーター」のゲーム化を受け持った実績がある開発会社だ

次のページでは『Welcome to ParadiZe』を紹介!

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