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iPhone 15のSIMフリー&キャリアでの価格を一覧掲載! キャリアの今の販売モデルも解説

2023年09月18日 09時00分更新

 すでに予約受付も開始されているiPhone 15シリーズ。製品の詳細については、ASCII.jpの各記事で確認していただきたいが、本記事ではApple Storeや一部ECサイトで販売されているSIMフリー版、またキャリア4社での価格について一覧表でまとめた。

iPhone 15価格

iPhone 15シリーズではついにUSB-Cが採用されたほか、標準モデルの15/15 PlusにもDynamic Islandが採用。カメラの性能も大きく上がっており、買い替えを考えているという人も多いはず

やはりSIMフリー版の単体購入が
価格だけで見れば、わかりやすくて安価

(税込) iPhone 15の一括販売価格
128GB 256GB 512GB
SIMフリー 12万4800円 13万9800円 16万9800円
ドコモ 14万9490円 17万2040円 21万2300円
au 14万5640円 16万6780円 20万6930円
ソフトバンク 14万5440円 16万6320円 20万6640円
楽天モバイル 14万800円 16万1800円 19万9800円
(税込) iPhone 15 Plusの一括販売価格
128GB 256GB 512GB
SIMフリー 13万9800円 15万4800円 18万4800円
ドコモ 16万8740円 19万80円 23万890円
au 16万3490円 18万4850円 22万5360円
ソフトバンク 16万3440円 18万4320円 22万4640円
楽天モバイル 15万6800円 17万8800円 21万8900円
(税込) iPhone 15 Proの一括販売価格
128GB 256GB 512GB 1TB
SIMフリー 15万9800円 17万4800円 20万4800円 23万4800円
ドコモ 19万2060円 21万8790円 25万5090円 29万1830円
au 18万5860円 21万1930円 24万8560円 28万5420円
ソフトバンク 18万5760円 21万1680円 24万8400円 28万5120円
楽天モバイル 17万9800円 20万5800円 24万900円 27万6800円
(税込) iPhone 15 Pro Maxの一括販売価格
256GB 512GB 1TB
SIMフリー 18万9800円 21万9800円 24万9800円
ドコモ 23万6940円 27万3680円 30万5910円
au 23万360円 26万7100円 30万3850円
ソフトバンク 22万9680円 26万6400円 29万3040円
楽天モバイル 22万4800円 26万800円 28万8800円

 表からもわかるように、単純な端末価格で比較すれば、Apple StoreやECサイトで販売されるSIMフリー版がハッキリと安価だ。またApple Storeでは、それまで使っていたiPhoneの下取り、端末補償サービス(AppleCare+ for iPhone)、ペイディを用いた金利無しの36回払いといったサービスも利用できる。

 iPhoneを前に買い替えたのが比較的最近で、契約している料金プランが新しい、特にahamoやLINEMOなどのオンライン専用プランを利用するような、知識をある程度以上持っているユーザーなら、自分でのSIM差し替えも容易だろうし、大きな問題は発生しないだろう。

キャリアはMNPでの割引や
端末の回収を前提にした実質負担の軽減プログラムを実施

 単純な価格比較では割高感もあるキャリアの販売価格だが、毎月の通信料金と一緒に割賦支払いが可能だったり、新規/MNPで加入する場合の割引やポイント付与、2年間の利用後に端末を返却する(実質的には端末の下取り)することで、負担を小さくするプログラムの利用など、メリットはいろいろある。下記はそうしたプログラム利用時(2年後に端末を返却する前提)の「実質負担額」として、各キャリアがアピールしている金額となる。

(税込) iPhone 15の各キャリアの実質負担額
128GB 256GB 512GB
ドコモ 新規/機種変 7万5570円 8万6240円 10万6700円
MNP(※1) 5万5570円 6万6240円 8万6700円
au 新規 6万760円 7万1570円 9万1955円
MNP 4万9760円 6万570円 8万925円
機種変(※2) 6万6260円 7万7070円 9万7425円
ソフト
バンク
新規/機種変 7万4640円 8万5920円 10万7160円
MNP(※3) 5万2656円 6万3936円 8万5176円
楽天(※4) 新規/MNP 5万1392円 6万1880円 8万888円
機種変 6万392円 7万880円 8万9888円
(税込) iPhone 15 Plusの各キャリアの実質負担額
128GB 256GB 512GB
ドコモ 新規/機種変 8万5580円 9万6360円 11万6050円
MNP(※1) 6万5580円 7万6360円 9万6050円
au 新規 6万9730円 8万770円 10万1355円
MNP 5万8730円 6万9770円 9万355円
機種変(※2) 7万5230円 8万6270円 10万6855円
ソフト
バンク
新規/機種変 8万4000円 9万5520円 11万7000円
MNP(※3) 6万2016円 7万3536円 9万5016円
楽天(※4) 新規/MNP 5万9384円 7万400円 9万440円
機種変 6万8384円 7万9400円 9万9440円
(税込) iPhone 15 Proの各キャリアの実質負担額
128GB 256GB 512GB 1TB
ドコモ 9万7020円 11万550円 12万8370円 14万6630円
au 新規 8万3645円 9万6870円 11万5500円 13万4360円
MNP 7万2645円 8万5870円 10万4500円 12万3360円
機種変(※2) 8万9145円 10万2370円 12万1000円 13万9860円
ソフト
バンク
新規/機種変 9万6120円 10万9200円 13万680円 15万360円
MNP(※3) 7万4136円 8万7216円 10万8696円 12万8376円
楽天(※4) 新規/MNP 7万880円 8万3888円 10万1432円 11万9384円
機種変 7万9880円 9万2888円 11万432円 12万8384円
(税込) iPhone 15 Pro Maxの各キャリアの実質負担額
256GB 512GB 1TB
ドコモ 11万9460円 13万7720円 15万4110円
au 新規 10万6300円 12万5045円 14万3790円
MNP 9万5300円 11万4045円 13万2790円
機種変(※2) 11万1800円 13万545円 14万9290円
ソフト
バンク
新規/機種変 12万840円 14万400円 15万5040円
MNP(※3) 9万8856円 11万8416円 13万3056円
楽天(※4) 新規/MNP 9万3392円 11万1392円 12万5384円
機種変 10万2392円 12万392円 13万4384円

※1:ドコモでMNPでiPhone 15/15 Plusを購入時にユーザーが22歳以下、またはeximo契約時にdポイント2万ポイントを付与
※2:割引には「故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+」(月1740円)への加入が必要。iPhone 11/Xなど、4G対応iPhoneからの機種変更時はさらに5500円割引
※3:MNPでの契約で「メリハリ無制限」加入時
※4:「Rakuten最強プラン」を新規/MNPで初めて申し込んだ場合に適用される、最大1万9000円相当分ポイント還元を含む

 プログラムの内容は、2年間割賦を支払ったのちに、端末を返却する(下取りに出す)ことで残債が免除されるのは基本的に4社で共通。ただ、内容は若干異なっている。

 まずソフトバンクと楽天モバイルは比較的シンプル。端末は48回払いで25ヵ月目以降に端末を返却することで、それ以降の支払いが不要になる(ソフトバンクは1~24回と25~48回で支払額が異なる)。つまり実質的な負担額と呼ばれるものは、1~24回の支払額の合計となる。

iPhone 15価格

ソフトバンクと楽天は基本は48回払いで24回以上支払った段階でiPhoneを返却すると、それ以降の支払が免除されるというもの

 一方のドコモとauは自動車ローンと比較的近く、2年後の残価があらかじめ決まっている「残価設定型24回分割払い」を採用している。まず、端末価格から残価を差し引いた額を23回分割で支払う(この部分が実質的な負担額)。2年後には、端末を返却して残価を免除してもらうか、残価を再度24回分割して、支払い続けるかを選択できる(その後で端末を返却した場合も残債は免除される)。

iPhone 15価格

ドコモとauは2年後の残価が24回目の支払い額として設定されており、その部分を引いた額を23回払いで毎月支払う。その後でiPhoneを返却すると、24回目の支払いが不要に。そのまま使い続ける場合は、自動で再度の24回払いに分割される

 ちなみにドコモは、現在は「いつでもカエドキプログラム+」に移行。2年の支払いを待たずに、12ヵ月目以降に「プログラム早期利用料」を支払って端末を返却することで、13~23ヵ月目の残債の免除が可能となっており、1年ごとでの新機種の乗り換えも現実的になっている。ただし、端末補償サービスの「smartあんしん補償」(iPhone 15シリーズは月1100円)の加入が必要になっている。

iPhone 15価格

ドコモの「いつでもカエドキプログラム+」は2年後に端末を返却する場合は従来と同様だが、12ヵ月目でも早期利用料を払うことでやはり残債が免除される。画面のiPhone 15 128GBモデルで12ヵ月目に返却した場合は、分割支払が4218円×12回、利用に必要なsmartあんしん補償が1100円×13回、さらに早期利用料が1万2100円で、実質負担額は7万7022円となっている

 繰りかえしになるが「2年後に端末を返却」は、実際には「端末の下取り」を意味する。使い古したiPhoneはかなり前の機種でも、専門店やフリマアプリでは相応の価格で売却できる。一方で、下取りをキャリアに任せると断然楽なのも確か。こうしたプログラムはメリット自体はあるが、正直複雑ではあるので、公式サイト上の情報を調べて、自分にとって得かそうでないか、便利かそうでないか、内容をしっかり確認したうえで判断してほしい。

 
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