ソフマップAKIBA 駅前館にて買取の実情と人気の買い替えモデルについても聞いてみた

iPhoneの買取価格が最大1万円アップ！超お得なソフマップ「メガ買取」を活用しよう！

　アップルは9月13日、「iPhone 15」や「iPhone 15 Pro」などの新型iPhoneを発表した。独自のLightningコネクタを廃止して新たにUSB Type-Cを採用するなど、従来モデルとは大きく様変わりしていることもあり、買い替えを検討し始めた人もいるのではないだろうか。

　iPhoneに限った話ではないが、現在のスマートフォンは高額なモデルも多いことから、新製品購入時に古いスマートフォンを下取りや買取りに出すという人も多い。そんなユーザーを対象に、ソフマップが9月1日から10月31日までの期間で開催しているのが、iPhoneシリーズの買取価格を増額する「メガ買取」キャンペーンだ。

ソフマップ全店舗で10月31日まで実施されている「メガ買取」。モデルによるが、iPhoneの買取価格が査定額から最大1万円アップする場合もある魅力的なキャンペーンだ

買取額アップの上限はモデルごとに異なる。基本的には新しいモデルほど上昇幅が大きくなる

　買取り価格の上昇幅はモデルごとに設定されているが、たとえば「iPhone 14 Pro Max」や「iPhone 13 Pro Max」の容量1TBモデルは買取り価格が最大1万円アップ。キャンペーン適用価格は「iPhone 14 Pro Max」が最大16万9000円、「iPhone 13 Pro Max」が最大14万円となるなど、通常よりも高額での買取りが期待できる。新型iPhoneへの乗り換え資金にするもよし、この機会に眠っていたiPhoneを処分するもよしと、お得に活用できる。

　キャンペーンはソフマップ全店およびオンライン買取りでも実施しているが、今回は実際に「ソフマップAKIBA 駅前館」でキャンペーンの様子を確認し、店舗スタッフに実際の買取方法やトレンドについての話を聞いてみた。オンライン買取りについても解説するため、興味のある方は参考にしてほしい。

壊れていても買取可！ 実店舗ならそのまま買い替え相談もアリ

リユース商品をメインに扱う「ソフマップAKIBA 駅前館」はJR秋葉原駅の電気街口を出てすぐの好立地。余談だが上階ではもともと展示品だった商品を整備した家電なども販売しており、こちらも品質がよく人気だそう

　「ソフマップAKIBA 駅前館」は、中古やアウトレットのスマートフォン・パソコンといったリユース商品をメインに扱う店舗だ。iPhoneシリーズの中古品買取りカウンターは2階に用意されていて、1階では中古のスマートフォンを販売している。

　メガ買取キャンペーンで対象となるiPhoneは、9月1日時点で最新の「iPhone 14」シリーズから2017年発売の「iPhone X」シリーズに、第2世代iPhone SE、第3世代iPhone SEを加えた全24モデル。モデルごとに買取り金額の上昇幅が1000～1万円のいずれかに設定されており、期間中にキャンペーンを利用することで、査定額に上記金額が上乗せされるという仕組みだ。

　買取価格に関しては、公式サイトに詳細な価格表が掲載されているため、事前にメガ買取の特設サイトを参照するといい（参考URL：https://raku-uru.sofmap.com/contents/index.aspx?cid=MEGA_KT）。ただし、メガ買取キャンペーンは上乗せする金額が高いため、他キャンペーンとの併用はできない点には留意が必要となる。

「ソフマップAKIBA 駅前館」の2階。販売商品としてはMacBookシリーズなどが並んでいるが、買取の受付カウンターが用意されている

専用端末で受付が可能。待っている人がいなければすぐに案内されるものの、事前予約などを活用するほうがスムーズ

　直接店舗に訪れて査定を依頼する場合、設置してある専用端末で受付ボタンを押し、順番に案内を待つことになる。案内待ちの人がいなければすんなり案内される場合もあるが、対応人数が多ければその限りではないため、事前に買取総合サービスアプリ「ラクウル」やウェブサイト上から来店予約を取っておくことで待ち時間を軽減できる。可能なら来店予約を取っておくほうが無難だろう。

査定はスタッフと対面で実施。専用カウンターがあるので、落ち着いて相談などもしやすい

　買取査定は専用カウンターでスタッフと対面しながら実施。実店舗で査定を実施するメリットは、その場で店舗スタッフに懸念点を相談したり、その後の買い替えやデータ移行、アカウント作成といった有料サービスも合わせて依頼できることなどが挙げられる。買取り代金も現金受け取りが可能なので、1日ですべてのタスクを済ませたい、オンライン買取りで商品の発送などの手間をかけたくないという人向きだ。

中古商品にはランクがあるが、下位のランクD品のように破損や動作に支障がある品でも買取りは受け付けているという

　ちなみにiPhoneシリーズに関しては、画面が割れていたり故障部分があるような製品も、査定額に影響はあるものの買取りが可能だという。故障品でも対象としているのは、動作しなくても内部部品などに需要があるためだ。

　一方で、アクティベーションロックがかかっていてユーザーのIDやパスワードが不明なiPhone、正規購入が疑われるような場合などは買取りを断らざるを得ないこともあるとしている。こちらは言うまでもなく、盗品の可能性が排除できないからだろう。少なくとも自身が正規販売店で購入しているiPhoneシリーズであれば、壊れていても査定を依頼してみるのはアリだ。

同フロアにはオンライン買取アプリ「ラクウル」の製品梱包に使えるかんたん買取キットが。こちらを購入し、後日オンライン買取を頼むユーザーも多いという

　また、店舗スタッフによれば「中古品として手放す際に内部のデータ流出を気にする人が多い」という。その点に関しては「ソフマップは2010年前後からiPhoneシリーズの買取りを実施しており、長く蓄積したデータソースや販売ノウハウがある。当然、お客様がデータを消去せず手放した場合でも、内部データは消去してから再販しているので、安心して持ってきてほしい」とのことだった。