動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。
そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。
秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。
アーマードコア6を快適にプレイできるPC
発売前から快適なプレイを目的にした自作PC一式の相談に訪れる人が多かった話題作「アーマードコア6」。フロム・ソフトウェアらしく、チュートリアルなのに、あまりにも強すぎるボス(発想の転換が必要)に挫けそうになるプレイヤーが続出しているが、重厚なストーリーに好みの機体を作るアセンブル、そしてそんな機体で挑める多くの死闘と、ハマる要素がいっぱいだ。
そんな「アーマードコア6」をこれから楽しむ人にオススメする自作PCレシピを、パソコンショップ アークの店長 渋谷さんが提案してくれた。
ターゲットは高解像度での120fpsプレイ
ターゲットは、フロム・ソフトウェアがはじめて対応した120fps駆動と、視野が大きく広がり被弾率を抑えられる21:9比のウルトラワイド解像度でのゲームプレイだ。
ウルトラワイド解像度でのゲームプレイと120fps張り付きプレイを実現するPC | ||
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CPU | AMD「Ryzen 7 7800X3D」 (8コア/16スレッド、最大5.0GHz) |
6万5800円 |
CPUクーラー | Deepcool「LS720 R-LS720-BKAMNT-G-1」 (簡易水冷、360mmラジエーター、120mmファン×3) |
2万780円 |
マザーボード | ASRock「B650E Steel Legend WiFi」 (AMD B650E、ATX) |
4万5980円 |
メモリー | G.Skill「F5-6000J3238F16GX2-FX5」 (16GB×2枚、DDR5-6000) |
1万5808円 |
ストレージ | Samsung「980 PRO 2TB MZ-V8P2T0B/IT」 (2TB M.2 SSD、PCIe 4.0) |
1万7980円 |
ビデオカード | ZOTAC「GAMING GeForce RTX 4070 Ti Trinity OC ZTRTX4070TITRINITYOC」 (GeForce RTX 4070 Ti、12GB GDDR6X) |
11万9799円 |
PCケース | NZXT「H710 Flow CM-H71FB-01」 (ミドルタワー) |
1万7340円 |
電源ユニット | Antec「NE1000G M ATX3.0」 (1000W、80PLUS GOLD) |
2万6980円 |
総額(税込) | 33万467円 |
※価格は9月13日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。
ビデオカードは「アーマードコア6」を、4K・120fpsでのプレイも十分可能なGeForce RTX 4070 Tiを選んでいる。もうひとつの注目ゲームタイトル「Starfield」を楽しむこともできる。さらに大型DLC「仮初めの自由」の配信が間近に迫っている「サイバーパンク2077」や、「アサシン クリード ミラージュ」といった重量級ゲームタイトルも楽しめるだろう。
CPUにはゲームに特化した「Ryzen 7 7800X3D」を組み合わせた。8コア/16スレッド動作で、ゲームプレイの録画や配信、動画の編集といった作業もスムーズにできる。そんなRyzen 7 7800X3Dの性能を最大限に引き出せるように、CPUクーラーには360mmサイズのラジエーターを備えた簡易水冷ユニットのDeepcool「LS720」を選択している。導入コストはアップするが、長時間のゲームプレイや動画エンコードといった高ワークロードも不安なくできる。
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