ヒパヒパ。アスキーグルメのナベコです。食欲の秋、酒欲の秋。食事がガンガン進む缶チューハイが新しく登場しました。
サッポロビールが9月12日に発売した「サッポロ クラフトスパイスソーダ」。アルコール度数は6%で、無糖の甘くないタイプのチューハイです。
「新食中酒」という文字が目印。食中酒、つまり食事の最中に飲むのにぴったりなお酒ということですね。
缶に強気な一文を発見しました。「“食事に合う”お酒とは一線を画す」。え、どういうこと!?
食事に合うお酒は数多くあると思います。缶チューハイの中でも甘くなくてさっぱりした味わいのチューハイは、食事に合わせやすい印象。ですが、クラフトスパイスソーダは、単純に“食事に合う”だけに、留まらず“食事を引き立てる”ようなのです。
足し算ではなく掛け算的な組み合わせのイメージかな。ほへ~。
チューハイの中身自体は、レモンピール、ジンジャー、コリアンダーなどを漬け込み、爽やかな風味を丁寧に引き出した「スパイススピリッツ」を一部使用し、炭酸の心地よい刺激と合わせたとのこと。なるほど、スピリッツ=蒸留酒をソーダで割ってつくる、カクテルのようなイメージなのですね。
実際に飲んでみました!
まず香りがスパイシー。コリアンダーやレモンといった、スパイスや柑橘のアクセントがきいた爽やかな香りが立っています。へええ、ちょっとびっくり!!
というのも、食中酒というから、さらっとした控えめなものを想像していたんですよ。ところがどっこい、香りがしっかり主張してくるぞ。
味自体は甘みがなくドライで、おそらくレモンの果皮などからくる渋さもあります。お酒の力強さを感じるボディある味です。
さてさて、口に含んだ瞬間こそ、スパイスがきいていますが、喉を通るとスッと消える! これにまた驚き。そして、ジンジャー由来でしょう、喉がポカポカと温かくなり余韻が残ります。たまらずおつまみに箸を運びたくなっちゃう。
抜けがよいのと同時に、なおかつスパイスが食欲を刺激して、よいアクセントになるということなのでしょう。従来は、食事に合う=ニュートラルなお酒というイメージもありましたが、スパイスをあえてきかせているのがポイントです。
ピザやチキンなど脂がギトギトの料理と相性がいいはず。こってりした脂を爽やかに流してくれるはず。一方で、冷奴とか和風の煮物とかには、スパイスの風味が勝ってしまうかも。食事にあわせて選ぶのが楽しそうです。
ともかく今宵のナベコは、ピザとチキンとクラフトスパイスソーダで決まりです!
※価格は税込み表記です。
ナベコ
酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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