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米コカ・コーラ、西暦3000年をイメージした新製品をAIと共同開発

2023年09月15日 11時40分更新

 米The Coca-Cola Company(コカ・コーラ)は9月12日(現地時間)、西暦3000年をイメージして人間とAIが共同開発した「Coca‑Cola Y3000 Zero Sugar」を発表した。

残念ながら日本で飲むことはできなさそう

 シュガーフリーとオリジナルの2種類が用意され、前者はアメリカ、カナダ、中国、ヨーロッパ、アフリカを含む一部の市場で、後者はアメリカとカナダで期間限定で販売される。日本での展開は現時点では予定されていないようだ。

 味だけではなく液体がモーフィングしながら進化していく様子を表現したビジュアルもAIと共同制作されている。

 昔ながらのコカ・コーラのアイコニックなロゴの一部はドットで表現され、動的で連続的に変化するネットワークのようなビジュアルになっている。

ARカメラで西暦3000年の風景を生成

 パッケージに表示されているQRコードをスキャンすると、「Coca‑Cola Creations Hub」にアクセスできる。

 そこではAR/AIカメラの「Y3000 AI Cam」を使って、現在の写真から西暦3000年の景色を生成することができるようになっているようだ。

 同社のグローバル戦略シニアディレクターのオアナ・ヴラド氏は「(これらの施策は)既存のファンだけでなく、これまでコカ・コーラブランドを意識したことがなかったような人々とのエンゲージを深める新たな道筋になる」と語っている。

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