ディーアンドエムホールディングスは、Bowers & Wilkins(B&W)のエントリー向けスピーカー「600 S3」シリーズの国内販売を開始する。価格は13万2000円から。9月下旬の発売。
600シリーズはエントリースピーカーのベンチマーク
600 S3シリーズは、2018年の「600 S2」、B&W25周年を記念して2020年9月に発売した「600 S2 Anniversary Edition」の後継となる新ラインアップ。600シリーズとしては1995年の初代から数えて8代目。
B&Wの特徴だった黄色いケブラーコーンとメタルドームツィーターの組み合わせをエントリークラスにも持ち込み、市場に広く受け入れられた。近年はミッドレンジ/ウーファーを、上位の700シリーズ、800シリーズと同じContinuumコーンに変更。エントリークラスのベンチマーク(目指す目標)となるサウンドパフォーマンスをアピールしている。
新製品の600 S3シリーズは、高域再生に使用するドーム型ツィーター(25mm口径)の振動板素材をアルミからチタンに変更。6月に発表した「801/805 D4 Signature」や2022年の「700 S3」シリーズで採用した技術も積極的に取り入れている。「これまでに行われたモデルチェンジの中でも最も包括的なアップグレードを特徴としている」という。
B&Wとしては安価でコンパクトなブックシェルフに注目
ラインアップは下記の4機種で構成。それぞれ4種類のカラーバリエーション(ブラック、オーク、レッドチェリー、ホワイト)を選べる。ブックシェルフ用のスピーカースタンド「FS-600 S3」(5万7200円)も用意している。
【ブックシェルフ】
607 S3(13万2000円/ペア)2ウェイバスレフ、130mmミッドレンジ/ウーファー、幅165×奥行き235×高さ300mm(グリル/端子含む)
606 S3(16万5000円/ペア)2ウェイバスレフ、165mmミッドレンジ/ウーファー、幅189×奥行き328×高さ344mm(グリル/端子含む)
【フロアスタンディング】
603 S3(19万1400円/本)3ウェイバスレフ、150mmミッドレンジ(Continuum)、165mウーファー×2(ペーパー)、幅260×奥行き402×高さ1020mm(グリル/端子/台座含む)
【センタースピーカー】
HTM6 S3(11万8800円/本)2ウェイバスレフ、130mmミッドレンジ/ウーファー×2、幅480×奥行き283×高さ160mm(グリル/端子含む)
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