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「Xiaomi Pad 6」はキーボードやペンで使い倒せるミドルハイタブレット

2023年09月16日 12時00分更新

PCライクに使える純正キーボード

 Xiaomi Pad 6は別売のオプション品として「Xiaomi Pad 6 Keyboard」(1万3800円)が用意されています。これを取り付けて使ってみたところ、文字の入力がラクになり、ノートPCの代わりになるように思えました。

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別売の「Xiaomi Pad 6 Keyboard」

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タブレットを立てて、ノートPCのように使える

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素材はポリウレタンレザーで、持ち歩く際のカバーとして使える。なお、キーボードがないフリップケース(3980円)もある

 Xiaomi Pad 6 Keyboardはマグネット式で、硬めにピッタリと装着できるのが魅力。安定した状態でタブレットを立てられ、キーボードのキーの高さは約1.3mmで、カチッとするほどよいタッチ感で操作できます。キーピッチは約18.2mm(筆者の計測値)ほどで、一般的なノートPC(19mm程度)よりは狭いのですが、そんなに違和感はなく、すぐにスムーズに打てるようになりました。

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背面のこの3つの端子で接続し、キーボードに給電されるので、キーボードは充電不要

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キーボードの打鍵感もよく、慣れるほどに素早く入力できそうだ

純正スマートペンの書き心地も良好

 Xiaomi Pad 6はペンにも対応しています。別売の「Xiaomi スマートペン(第2世代)」(1万4800円)は、タブレットの側面にマグネット式でくっつけて充電できる仕組み。1分間の充電で約7時間使用でき、フル充電では最大150時間使い続けられるとのこと。

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Xiaomi スマートペンは、タブレットを横向きにした上辺に乗せて充電可能。左右どちら向きに乗せてもOK

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「設定」→「スタイラス/キーボード」に使い方が説明されていて、自分の使い方に合わせた設定が可能

 スマートペンは鉛筆くらいの太さで持ちやすく、4096段階の筆圧を検知するため、紙にアナログのペンで描くような感覚を得られました。ペン先が細いので、細かい文字も書きやすく、書いている部分が隠れないのも◎。

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プリインストールされた「メモ」アプリはペンに対応。「ギャラリー」からドラッグした画像にメモを書き込んだりもできる

 側面には2つのボタンがあり、1つは押すごとにペンの種類を切り替えられ、もう1つは色を変えられるようになっていました。なお、ボタンを押したまま画面を長押ししてメモを起動したり、スクリーンショットを撮ったりできる機能も備えています。

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ペンの側面には2つのボタンがあり、機能の切り替えなどを素早くできる

 ただし、純正のペンは1万4800円とやや高め。ディスプレーの反応がいいので、イラストや細かい文字を書かないのであれば、自分の指や市販のスタイラスペンで十分でしょう。

【まとめ】iPadのライバルになり得る“使えるAndroidタブレット”

 日本のタブレット市場ではiPadが強く、Androidタブレットは安価でロースペックのものが多いのが実情なので、「安かろう悪かろう」という印象を抱いている人が多いかもしれません。しかし、Xiaomi Pad 6は必要十分な機能を備え、キビキビと気持ちよく操作できました。筆者は別売のキーボードを付けて使っていましたが、ノートPCよりも携帯しやすく、電池持ちがいいのも魅力。インカメラが横向きの上部にあるので、オンラインミーティングにも役立ちました。

 iPadに比べると割安感があるので、普段Androidスマホを使っていて、タブレットも欲しいと考えている人には、魅力的な選択肢になりそうです。

シャオミ「Xiaomi Pad 6」の主なスペック
ディスプレー 11型液晶 144Hz対応
画面解像度 2880×1800
サイズ 253.95×165.18×6.51mm
重量 約490g
CPU Snapdragon 870
内蔵メモリー 6/8GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ ――
OS Android 13(MIUI 14)
無線LAN Wi-Fi 6
カメラ画素数 約1300万画素 イン:約800万画素
バッテリー容量 8840mAh(33W対応)
生体認証 ○(顔)
USB端子 Type-C
イヤホン端子 ×
カラバリ グラビティグレー、ミストブルー、シャンパンゴールド
価格 4万9800円(6/128)
5万9800円(8/128)
 

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