PCライクに使える純正キーボード
Xiaomi Pad 6は別売のオプション品として「Xiaomi Pad 6 Keyboard」(1万3800円)が用意されています。これを取り付けて使ってみたところ、文字の入力がラクになり、ノートPCの代わりになるように思えました。
Xiaomi Pad 6 Keyboardはマグネット式で、硬めにピッタリと装着できるのが魅力。安定した状態でタブレットを立てられ、キーボードのキーの高さは約1.3mmで、カチッとするほどよいタッチ感で操作できます。キーピッチは約18.2mm(筆者の計測値)ほどで、一般的なノートPC(19mm程度)よりは狭いのですが、そんなに違和感はなく、すぐにスムーズに打てるようになりました。
純正スマートペンの書き心地も良好
Xiaomi Pad 6はペンにも対応しています。別売の「Xiaomi スマートペン(第2世代)」(1万4800円)は、タブレットの側面にマグネット式でくっつけて充電できる仕組み。1分間の充電で約7時間使用でき、フル充電では最大150時間使い続けられるとのこと。
スマートペンは鉛筆くらいの太さで持ちやすく、4096段階の筆圧を検知するため、紙にアナログのペンで描くような感覚を得られました。ペン先が細いので、細かい文字も書きやすく、書いている部分が隠れないのも◎。
側面には2つのボタンがあり、1つは押すごとにペンの種類を切り替えられ、もう1つは色を変えられるようになっていました。なお、ボタンを押したまま画面を長押ししてメモを起動したり、スクリーンショットを撮ったりできる機能も備えています。
ただし、純正のペンは1万4800円とやや高め。ディスプレーの反応がいいので、イラストや細かい文字を書かないのであれば、自分の指や市販のスタイラスペンで十分でしょう。
【まとめ】iPadのライバルになり得る“使えるAndroidタブレット”
日本のタブレット市場ではiPadが強く、Androidタブレットは安価でロースペックのものが多いのが実情なので、「安かろう悪かろう」という印象を抱いている人が多いかもしれません。しかし、Xiaomi Pad 6は必要十分な機能を備え、キビキビと気持ちよく操作できました。筆者は別売のキーボードを付けて使っていましたが、ノートPCよりも携帯しやすく、電池持ちがいいのも魅力。インカメラが横向きの上部にあるので、オンラインミーティングにも役立ちました。
iPadに比べると割安感があるので、普段Androidスマホを使っていて、タブレットも欲しいと考えている人には、魅力的な選択肢になりそうです。
シャオミ「Xiaomi Pad 6」の主なスペック | |
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ディスプレー | 11型液晶 144Hz対応 |
画面解像度 | 2880×1800 |
サイズ | 253.95×165.18×6.51mm |
重量 | 約490g |
CPU | Snapdragon 870 |
内蔵メモリー | 6/8GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | ―― |
OS | Android 13(MIUI 14) |
無線LAN | Wi-Fi 6 |
カメラ画素数 | 約1300万画素 イン:約800万画素 |
バッテリー容量 | 8840mAh(33W対応) |
生体認証 | ○(顔) |
USB端子 | Type-C |
イヤホン端子 | × |
カラバリ | グラビティグレー、ミストブルー、シャンパンゴールド |
価格 | 4万9800円(6/128) 5万9800円(8/128) |
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