ASUS「Zenfone 10」国内発売! コンパクトでハイエンド
しかも最安10万円切りはオトクすぎ!
ASUS JAPANは、Zenfoneシリーズの最新モデルとなるSIMフリースマートフォン「Zenfone 10」の価格は8GB/128GBモデルが9万9800円、8GB/256GBモデルが11万2800円、16GB/512GBモデルが13万4800円。
Zenfone 10は、前年モデル「Zenfone 9」の正当進化形とも言えるプレミアムコンパクト機で、横幅約68.1mmの小型筐体に現行最速SoC(Snapdragon 8 Gen 2)を搭載。さらに6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーによる、動画/静止画での極めて強力な手ぶれ補正機能もそのまま引き継いでいるカタチだ。
上位モデルでは最大16GBメモリーを搭載するなど、小型モデルでありながら文句なしの性能を持っている。編集部での実機テストでもAntutu 10のスコアは160万点弱。同じSnapdragon 8 Gen 2搭載機の中でも上位のスコアを叩き出した。
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国内発売期待大の小型高性能スマホ
ASUS「Zenfone 10」を前モデルと比較
Zenfone 10は5.92型(2400×1080ドット)のディスプレーを搭載する小型モデルだ。本体サイズは約68.1×146.5×9.4mm、重量は172g。前モデルのZenfone 9と比べると0.3mm厚くなり3g重くなったが、縦横のサイズは変わらない。この小さなボディーにSnapdragon 8 Gen 2を搭載しており、ディスプレーのリフレッシュレートも144Hzと高速だ。ゲーム用途にも十分対応できるだろう。なお、バッテリー容量は4300mAhと、ハイエンドにしてはそれほど大きくないがボディーサイズを考えれば妥当だろう。
一番気になるのはZenfone 9との違い。まずディスプレーはZenfone 9が5.9型だが、両者の見た目はほぼ変わらない。一方、背面はロゴの配置やデザインを大きく変えており、カメラ周りに「ASUS Zenfone」と入れるだけのすっきりした見た目となった。なお、表面処理はどちらも変わらないようだ。
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新Zenfoneは今回もプレミアムコンパクト!
進化点はSnapdragon 8 Gen 2&手ぶれ補正強化
特に動画撮影時に強力に威力を発揮する、6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーが売りなのは前モデルと変わらず。ただし、バージョンは2.0にアップ。光学式手ぶれ補正でセンサーが最大3度までシフトするのは同じだが、特に電子式手ぶれ補正のソフトウェアアルゴリズムを強化。ジャイロセンサーからの情報で動きを検出し、フレームの中心部を同じ場所に維持しつつ画角を自動調整することで、動画が常に安定した状態を保ってくれる。
リアカメラのセンサー自体は、メインが1/1.56型で5000万画素のソニー「IMX766」に超広角の1300万画素が組み合わされるのは前モデルと同様。ただし、フロントはRGBWの4色センサーの3200万画素カメラに進化。夜間や屋内でのセルフィーで、自然な肌色や輪郭を維持しつつ、背景の明るさや精細さも表現できる。
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【編集部/アスキースマホ総研 オカモト】
Zenfoneシリーズは2年前の「8」から、横幅約70mmを切るコンパクトハイエンド路線を採用していますが、今年も無事に新モデルが登場しました! 国内で販売されているスマホで、本機に近い製品は「Xperia 5 V」くらいでしょうか。
個人的にもしばらく試用しましたが、前モデルから継承の6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーによる強力手ぶれ補正は本当に◎です。動画はもちろん静止画でも大いに効果を発揮します。特に旅行時に失敗写真が減るのはすごくいいんですよ。旅先の風景は一期一会ですから。望遠レンズがないのも、一番使う機会が多い2倍ならまずまず行けるという印象です。
というわけで、小さくて高性能なスマホがいいという人は本当に買った方がいいですよ! 一番安いモデルが9万9800円というのは円安の昨今ではバーゲンとも言っていい価格ですし(でも、派手めなカラバリは上位モデルのみの用意なんですよ……)。
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