サテライトオフィスは9月5日、パソコンのマイクから音声で対話型AI「ChatGPT(チャットGPT)」に質問・相談ができるソリューション「サテライトAI・AIボイス(ChatGPT対応)」の提供を開始した。
ChatGPTを企業内で利用するためセキュリティーを強化するとともに、音声内容は質問と回答をともに文字化し、クリップボードにコピーまたは、メールでの保存を可能にした。「サテライトAI」ブランドのAIソリューションをリニューアルして提供するもので、「GPT-3.5-Turbo-4K」版など有償プランも併せて公開。
音声ボタンをクリックして話しかけるだけで、キーボード入力が苦手な方でも簡単に相談可能。また、法人向けシステムのため、機密情報や個人情報をAI側に取り込ませないように制限することや、禁止キーワードを管理者が指定することで、不要な情報をやり取りさせないよう設定できる。個人情報や機密情報をどうしても利用しなければいけない場合は、マスキング機能により、ChatGPTには別単語にしてパスし、受取文字時点で、復号化して表示できる。
利用者を限定できるほか、利用者からChatGPTへの質問やChatGPTからの回答を全てログに保存することが可能。現在は、Google Chromeブラウザー、Microsoft Edgeブラウザーで動作確認済。
以下のような有償プラン(サテライトAIパック)が提供される。
・ユーザーライセンス:1ユーザー月額100円(10名~)
※「サテライトAI・AIボード」「サテライトAI・社内チャットAI」「サテライトAI・社内情報AI」「サテライトAI・AIボイス」「サテライトAI・AIメール」の5つのソリューション全て利用可能
・Eラーニング研修:1ユーザー月額100円(現在、1年分無償提供中)
・GPT-3.5-Turbo-4K:質問1回当たり3円(3000回質問まで0.9万円)
・GPT-3.5-Turbo-16K:質問1回当たり6円(3000回質問まで1.8万円)
・GPT-4-8K:質問1回当たり60円(1000回質問まで6万円)
・導入支援:無償
・運用サポート:無償
※質問回数課金は毎月使い切り(翌月繰越なし)
※社内情報AIのポータルサイト自体の費用は別途必要
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