NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は8月28日、法人向けサイバーセキュリティー対策サービス「あんしんセキュリティ&YOROZU相談」を提供開始した。
利用する企業の社内のPCからログ情報などを取得し、「ヘルスチェックレポート」として脅威の可視化と対策の提案をするとともに、企業の全従業員から相談を直接受け付け可能とすることで、サイバーセキュリティー対策を支援するサービス。中小企業の多くではサイバーセキュリティー担当部門が設置されておらず、リスクへの組織的な対策を立案・導入しづらい状況にあることに対し、NTT Comが利用者企業の社内状況を可視化したうえで、どのような対策が適切か提案する。
レポートで可視化する主な情報は以下のとおり。
・OS脆弱性情報/Windowsアップデート情報
・ソフトウェアの脆弱性情報/バージョン情報
・記憶媒体接続注意情報/外部装置接続ログ
・業務外・危険サイト接続確認/ウェブサイト接続ログ
・土日祝・深夜帯(22時~5時)ログオンログ(PC起動含む)
当月の状況レポートに加え、検出された問題点への対策案を提示するほか、オプションとしてWebフィルタリングを追加可能。また、社内でのセキュリティー運用に関する質問に答えるだけで情報漏えいのリスクが判定できる「情報漏えいリスク診断」も利用でき、システム環境によってヘルスチェックレポート用ソフトウェアのインストールができない場合でもリスクを把握できる。
さらに、サイバーセキュリティーに関する問い合わせについて、利用者企業の全従業員から電話とメールによる相談を回数制限なく受け付けるほか、サイバーセキュリティーの最新情報を分かりやすく解説するメールマガジンを毎週発行。
利用料金は、ヘルスチェックレポート(対象PC 5台まで)が月額3300円、追加するPCは最低10台から、以降1台単位で追加可能(月額330円/台)。オプションのWebフィルタリングは月額220円/台。いずれも初期費用なしで、契約月は無料。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります