実用的ながら運転が楽しいZV-R
では、走ってもらいましょう! って、ゆみちぃ部長、いつの間にか着替えているではありませんか! いや、実は取材スケジュールの都合、帰り道を運転してもらうことになりまして、ならばと先に着替えていたのです。
「おぉ、普通」と、ゆみちぃ部長。多くの方は「普通ってなんだよ」と思われることでしょう。ですが「普通」というのは、言い換えるなら「気になる所がない」というわけで、クルマとしての完成度は高いといえるのです。逆に長所や短所が目について「ココがこうだ」というのがスグに出てくるクルマというのは、案外飽きが早かったり……。
その「普通さ」が部員K的ZR-Vの推しポイント。毎日乗って飽きない、不満がない、というのが家族のクルマや不特定多数の人が乗ることを考えた場合、とても大切なのです。
そしてハンドリングの良さも挙げておきましょう。運転が楽しいクルマを大分すると「エンジンが速いクルマ」と「足が速いクルマ」に分けられると思います。ZR-V e:HEVはズバリ後者で、国産SUVとしては最も足が速く、そして乗り心地が良いクルマといえそうです。トヨタではなく、日産ではなく、マツダではなく、Hondaを選ぶ人の気持ちをシッカリとわかっていて、それに応えてくれるクルマなのです。
日頃、ゆみちぃ部長から「部員Kさんは、ホントにHondaが好きですよね」と呆れられているのですが、「クルマの運転が好きな人のツボ」をシッカリつかんで離さない、クルマの運転が好きの人が作ったんだろうな、というのを感じるところが、Hondaの良いところ。ZR-V e:HEVの最大の推しポイントは、「実用的なクルマでありながら、運転が楽しい!」というところです。
2023年4月に販売開始したZR-Vも、昨年9月から始まった事前受注で既に3万台を超えていて、2023年度の配車計画を3万8000台に設定されていること、そして半導体不足もあって、納期に時間がかかってしまうのだそう。でも、待つだけの甲斐はありますし、その期待に裏切らないクルマといえましょう。
アイドル姿の推しの子に推しのクルマをプレゼンテーションした部員Kは、なんやかんやで大満足。ゆみちぃ部長も「確かにイイクルマですね」とニッコリ部長。「でも、ほかのクルマも乗らないと、このクルマがホントにいいかワカラナイですね」というわけで、部長の試乗記事は、これからも続くのでした。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります