東京都は8月23日、職員向けに「文章生成AI利活用ガイドライン」を策定し、全局約5万人を対象に文章生成AIの利用環境を整えたと発表した。
本ガイドラインは「文章生成AIの特徴」「利用環境」「利用上のルール」「効果的な活用方法」「今後の展望」の全5章(69ページ)で構成。文章生成AIに関する基礎知識から具体的なプロンプトの書き方、注意点や禁止事項まで幅広く説明されている。都職員向けの資料ではあるが、仕事やプライベートで文章生成AIを扱う一般のユーザーにとっても参考になる点は多い。
都は本ガイドラインの職員への浸透を徹底するとともに、今後業務への活用を進めていく方針。文章生成AIはOpenAIの「ChatGPT」を採用し、マイクロソフトの「Azure OpenAI Service」を経由して利用するという。
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