ASUS IoTは8月23日、NUCサイズのシングルボードコンピューター「Tinker Board 3Nシリーズ」を発表した。
CPUに低電力消費かつ汎用性の高いArm Rockchip RK3568プロセッサーを採用。Arm v8アーキテクチャーに基づいて設計されておりGPUのArm Mali-G52によるシームレスなグラフィックス処理を実現している。最適化された熱設計により、組込みアプリケーションの展開を簡素化できるとともに、ー40~85度という幅広い動作温度範囲に持ち厳しい環境下でも効率的な動作を確保。
HDMI with CEC hardware readyのほか、PoE、LVDS、COM、CANバスなど豊富なインターフェースに加えてM.2 EおよびM.2 Bスロットを装備。さらにクラウドコンピューティング用のWi-Fi 5/6および4G/5G拡張モジュールを搭載可能。メモリーは2GB/4GB/8GB、ストレージは最大64GB(eMMC)とMicro SD(TF)スロット。OSはLinux Debian、Yocto、Androidに対応する。
産業オートメーションやスマートファクトリー環境などに適しており、「Tinker Board 3N PLUS」「Tinker Board 3N」「Tinker Board 3N LITE」の3モデルを用意する。
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