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液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U-AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ

2023年08月22日 11時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII
提供: 日本ギガバイト

 ゲーミング液晶ディスプレーは、ビデオカードのパフォーマンス向上とともに、WQHDと4K解像度対応製品の選択肢が増え、売れ筋もWQHDと4k解像度に移行している。価格面もPCだけなく、PS5でも映像美を楽しめる4K解像度、IPSパネル、144Hz駆動対応で7万円台から選択可能と魅力的だ。各社から数多くの製品が投入されており、1つを選ぶのが、なかなか悩むところだ。

 そんなところに新たに登場したのが、広い可動域を備えるディスプレーアームを標準で装備する「M28U Arm Edition」だ。2021年にGIGABYTEが投入し、ASCII.jpでもレビューした4K/144Hzゲーミング液晶「M28U」のスタンドをディスプレーアームに変更した製品だ。どんなメリットがあるのか見ていこう。

液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ

液晶アームを標準で装備したGIGABYTEの4Kゲーミング液晶ディスプレー「M28U Arm Edition」。実売価格は8万8000円前後

 M28U Arm Editionは、Super Speed IPSパネル、4K解像度、最大リフレッシュレート144Hz、Display HDR400に対応するほか、入力端子にHDMI 2.1×2基とDisplayPort 1.4×1基、KVM機能を搭載するなど、スペックはM28Uと同じだ。

 リフレッシュレートは144Hzだけでなく、120Hz駆動もサポートしているので、PS5で4Kの映像美とともに、ヌルッと動く120Hz駆動での描画を楽しめる。

液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ

M28Uのトピックである、一組のキーボード/マウスをUSB Type-Cで接続したノートPCやスマホと共有できるKVM機能

液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ

KVM機能の画面。使用するケーブルと端子を、メニューから設定できる

 昔から人気のアイテムではあったが、在宅ワークの増加とともに、パソコン環境のグレードアップアイテムとして注目度を高めたのがディスプレーアームだ。

 たかが液晶を支えるアームと侮るなかれ、机が広々使える、液晶をグッと近づけてゲームの没入感アップ、ディスプレーをラクな姿勢に合わせて調節、映画をゆったりと楽しむ、ノートPCのディスプレーをサブ画面に、デュアルディスプレーを構築するなど使い方はさまざまで、パソコン環境強化のキーアイテムとなる。

液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ

普段持ち歩くノートPCで、デュアルディスプレーを構築すると超便利。ノートPCの置く場所、表示する内容に合わせて、ディスプレーを移動できるので、作業効率が爆上がり

 そんな液晶アームを標準装備したM28U Arm Editionは、8万8000円前後とM28Uから若干高くなるが、M28Uと同じガッツリ詰まった機能で、真の万能選手に進化しているわけだ。

 液晶アームは片手でスッと動かせるわけでなく、液晶ディスプレーの両端を持ってグッと動かす感じだが、動き自体はスムーズ。動かしたあとは、その位置にしっかりと固定される。これならゲームやエンタメなど、シーンに合わせての位置調節も問題ないだろう。

液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ
液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ

ゲームやエンターテイメント、クリエイティブといったシーンに合わせて位置を調節するだけなく、机や椅子、姿勢に合わせて最も見やすく、疲れない位置を見極めて使えるのも魅力だ

液晶アームの可動域をチェック

 M28U Arm Editionに付属している液晶アームは、アーム基部とディスプレー固定部の2ヵ所に軸を備える2軸タイプになる。アーム基部で前後230mm、スイーベルは-270~+270度が可能で、ディスプレー側の軸では高さを208mm、ティルトが-5~+25度、ピボッドも90度可能になっている。

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液晶アームなら、スマホで撮影した縦動画も画面いっぱいで楽しむことが簡単にできる。ホームに電車が進入してくるシーンなど、縦撮影が活きるシーンが最高だ

液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ

2軸アームのM28U Arm Edition。液晶ディスプレーから頭までの距離を考えると、液晶アームを活かすには、120mm程度の奥行きのある机が必要になるだろう。とは言え、解決策もあるので大丈夫

液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ

アーム基部での前後可動。後に可動させた状態だ

液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ

前に可動させた状態

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ディスプレー側の稼動軸。高さとティルト、ピボッドが可能になっている

液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ
液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ

ディスプレー側軸でのティルト可動域。視線が正面にまっすぐ向くように調節するだけなく、少し下がる位置への調節もできる

液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ
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ディスプレー側軸で高さ可動域。十分な広さなので、最適な位置に調節できるだろう

液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ

奥行き短い机の場合は、アームを机と水平に向ければ大丈夫。アーム固定位置をディスプレー中央からずらす必要もあるが、広い可動域で自在に動かせる

液晶アーム標準装備の28型液晶「M28U AE」は可動域が広く台座不要で机上もスッキリ
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アームにはケーブルホルダーを備えている。ディスプレーを動かしても、ケーブルが引っかかることはなかった

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