突き指、もう引っ張ったらダメですよ
最近、「毎日30秒、肛門を日光浴させる」という健康法がアメリカを中心に流行りました。まさか、と思うものが信じられて、広まってしまうことがあります。そういった意味でも、YouTubeが誤った医療情報を広める動画に警告を発するようになったのは良いことだと感じています。
昭和の時代、突き指は特定の手段で「直す」ことができると信じられていました。突き指をしたら、指をさらに引っ張ればいい、という逆治療法です。
私の親も子供の頃、学校の休み時間にバスケットボールをキャッチしようとして突き指をしてしまったことがあったそうです。痛みを我慢しつつも、友人に「突き指した指を引っ張ってもらえる?」と頼んだそうです。優しい友人たちは、順番に突き指した指を力の限り引っ張ってくれました。しかし、痛みはどんどん増してしまったそうです。
しかたなく保健室に行くと、保険の先生は「もう引っ張らないで!」と言い、指をしっかりと固定してくれたとか。
現代では笑い話となっていますが、「突き指を引っ張って直す」というのは、昔からの民間療法や迷信の一つであり、医学的根拠がないのに広く信じられていました。これはひとつのエピソードですが、適切な治療を行わないことで、さらなるリスクが生まれてしまうことも考えられます。
情報の拡散力が増す現代だからこそ、情報の質とその信頼性を確保する取り組みは必要不可欠です。あすみんも、みなさんに間違った情報をお伝えしないよう気を引き締めたいと思います。みんなが真実を追求し、正しい情報を共有する文化を育てていきたいですね。
あなたの今日がいい一日でありますように
今朝のニュースは以上です。気になった話題があれば、ぜひツイッターなどでコメントをつけて教えてください。いいことが起きるきっかけになるかもしれませんよ。それでは、あなたの今日がいい一日でありますように。あすみんでした。
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