パフォーマンスと電池持ちは満足必至
プロセッサーには今季最高峰と言えるSnapdragon 8 Gen 2(最大3.18GHz)を採用。メモリーも8GBあるので、日常使いには十分。実際の使用感も良好で、サクサクと気持ちよく操作できました。
ディスプレーのリフレッシュレートは最大120Hz。ゲーム専用のメニューも用意されていて、ゲームをするときだけ切り替えることも可能。アプリの切り替えもスムーズにできるので、どんな用途にも合う端末と考えてよいでしょう。
バッテリー容量は4570mAh。筆者が使った範囲では、電池持ちはかなりよい印象。写真や動画を撮ったり、ゲームをしたりしても、バッテリーがガクンと一気に減ることはなく、持ち堪えてくれる感じでした。使い方によっては2日は使い続けられそうで、「長エネスイッチ」という省電力モードもあるので、さらに長く持たせることもできるでしょう。
なお、ワイヤレス充電には対応していないので、そこに不便を感じる人もいるかもしれません。
自分の使い方に合った設定変更が必要
ソフトウェア面での機能は、従来モデルと同等の印象。AQUOSには独自の便利機能が多く、「AQUOSトリック」メニューから、使いたい機能を選んで有効化できます。
たとえば、ロック解除時に指紋センサーを押し続けると、指定したアプリを起動できる「Payトリガー」は、よく使う決済アプリを指定しておくと便利。画面の右上または左上を長押しするだけでスクショが撮れる「Clip Now」も重宝すること請け合いです。
ユーザーが事前に設定した情報に基づき、ちょうどいいタイミングで必要な情報を知らせてくれたり、声で調べたりできる「エモパー」も引き続き搭載されています。
セキュリティーロックは指紋だけでなく顔認証にも対応し、マスクをしたままでも認証される設定にもできます。
こうした便利機能を上手に使いこなせば、使用感はぐ~んと向上するはず。しかし、欲張っていろいろな機能を使おうとして、逆に使い勝手が悪くなる恐れも……。購入時の状態のままで使うのではなく、使い始めに自分の使い方に合った設定に変更したり、一定期間使った後に設定を見直したりする必要がある端末とも言えるでしょう。
【まとめ】AQUOS R8 Proより簡単に使いこなせることも魅力
AQUOS R8は、写真や動画をキレイに撮れることはもちろん、サブスクの映像コンテンツを観たり、ゲームを楽しんだりするにも適した“万人向けハイエンド”という印象です。
筆者は以前、1型センサーを搭載した「AQUOS R6」を使っていましたが、キレイに撮れるものの、そのポテンシャルを活かすにはマニュアルモードを使いこなす必要性を感じました。ですが、AQUOS R8は一般的なスマホと同様に、デフォルトのままで撮影を楽しめます。デジタル一眼カメラを使ったことがない人には、上位モデルのAQUOS R8 proより、AQUOS R8が適しているように感じました。
AQUOS R8 | |
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販売キャリア | ドコモ |
ディスプレー | 6.39型IGZO OLED (19.5:9)240Hz対応 |
画面解像度 | 1080×2340 |
サイズ | 約74×159×8.7mm |
重量 | 179g |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
内蔵メモリー | 8GB |
内蔵ストレージ | 256GB(外部最大1TB) |
OS | Android 13 |
5G対応バンド | サブ6 |
無線LAN | Wi-Fi 6E |
カメラ画素数 | 約5030万画素(標準) +約1300万画素(超広角) /イン約800万画素 |
バッテリー容量 | 4570mAh |
Qi | × |
FeliCa | ○ |
防水・防塵 | ○/○(IP68、MIL) |
生体認証 | ○(側面指紋+顔) |
SIM | nanoSIM+eSIM |
USB端子 | Type-C |
イヤホン端子 | ○ |
カラバリ | ブルー、クリーム |
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