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エモすぎるソウルフード握ってみた

おにぎりのふわふわ感がレベチでした タカラトミー「究極のおにぎり」

2023年08月17日 18時00分更新

実際におにぎりを作ってみた
手が熱くならないのがイイ

 さて、おにぎり製造マシン「究極のおにぎり」を借用したからには、実食しないわけにはいきません。というわけで、まずはご飯を準備。今回使用したお米は「あきたこまち」。水の量は普通にして、炊き方は「極上」を選びました。

ご飯はかためが本当は好きなのですが、今回は製品レビューということで水の量は普通にしました

 「究極のおにぎり」のもうひとつの利点が、手で握らなくて済むこと。今回、炊きたてのご飯をサランラップ越しに握ってみたら、手の表面の最大温度が37.0℃から43.6℃に上がりました。普段握り慣れていない筆者にとっては、プチセルフ拷問級の熱さです。まあ、1個なら我慢できますが、2個、3個と作るのはご勘弁いただきたいところです。

炊飯器を開けた直後をサーモグラフィーカメラで撮影。最大温度は92.4℃!?

これはおにぎりを握る前の手の表面温度。最大で37.0℃です

これはサランラップごしにおにぎりを握ったあとの手の表面温度。最大で43.6℃と表示されています。アッチチーアッチーですよ

 素手でおにぎりを握る辛さを思い出したところで、いよいよ「究極のおにぎり」の出番。最初の1個はプレーンな塩おにぎりを試します。作り方は「おにぎりケース」にご飯を入れたあと、「おにぎりスタンド」で回転させるだけ。ご飯の量は約80~100gと説明書に記載されていますが、計測しているとせっかくの熱々ご飯が冷めてしまいます。そこで今回は説明書の写真を見て、目分量でよそいました。

まず、「おにぎりケース(小)」に塩を振ってからご飯を盛り、さらに塩を振ってから「おにぎりケース(大)」でフタをします

「おにぎりケース」を「おにぎりスタンド」にセットしたら、レバーをON。約30秒、くるくる回るのも眺めたのち、レバーをOFF。おにぎりケースを開けるとおにぎりができあがっているので、形を崩さないように海苔を巻きます

ゴトゴトゴトゴト

 約30秒後に「おにぎりケース」を開けてみると、なかに入れたご飯の塊が一回り小さくなっています。約30秒間って短い気もしましたが、しっかりと握れるんですね。

 そして形が崩れないように「おにぎりケース」から、海苔を乗せた皿の上におにぎりを移動。海苔を丁寧に巻いたら完成です。

作りたてを早速頬張ってみると、口のなかでほろほろとお米の粒がほどけていきます。売り文句どおり、外側はもっちり、内側はふわふわ。職人級の仕上がりですね!

うま!

 塩おにぎりのあとは、梅干し、のり佃煮、辛子明太子、ごま昆布、シーチキン with マヨネーズを作り、こちらも立て続けに食べてみました。具材を入れても特に偏ることなく、綺麗に仕上がりました。味はもちろん、うまし!

 ただ、のり佃煮だけは美観的に失敗。具の量が多すぎたのか、粘度が低すぎたのかわかりませんが、外側に染み出してしまいました。まあこれはこれで美味しくいただけるわけですが、ほかの具を入れる際には洗う必要があります。水分や油分などの汁気が多い具材で作る場合は、最後に作ったほうがよいですね。

梅干し、のり佃煮、辛子明太子、ごま昆布、シーチキン with マヨネーズも試してみました

やっぱり梅干しはド定番。殺菌作用があるので夏場は梅干しがおにぎりのキングです

のり佃煮、辛子明太子、ごま昆布、シーチキン with マヨネーズも試してみました。個人的には辛子明太子とごま昆布が好き好き大好きです

これは半分食べたところ。いい感じに真ん中に辛子明太子が配置されていますね

のり佃煮はちょっと入れすぎたのか、外に染み出してしまいました。具材によっては成形できない場合があると注意書きがあるので、のり佃煮を作る際にはご注意ください

 今回「究極のおにぎり」を使って気になったのは2点。まず、外側はもっちり、内側はふわふわというのは間違いないのですが、ちょっと強度が足らないんですよね。立てて置くと自重で形が崩れていきます。まるで「たれぱんだ」のように。また食べているときに、結構ご飯がこぼれがち。海苔を巻く際には、側面もしっかり保持したほうがよいですね。

このようにU字型に海苔を巻くだけだと、海苔の自重と湿気で形が崩れていきます

これは公式写真。長めの海苔で底面と側面を保持すれば、形は崩れません

(次ページ:ちょっとだけ気になった点は?)

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