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見下ろし視点が懐かしい! でも映像のグラフィッククオリティーは超高い!

暑いから「ディアブロ IV」始めたら、中高時代の青春時代を思い出した

2023年08月17日 10時00分更新

ディアブロ IV

「ディアブロ IV」

 暑すぎる夏、可能な限り外に出たくないと思っている今日この頃。家でできるエンターテイメントといえば、ゲームです。なんだか、無限にできるタイトルないかなーと思って始めたのが、「ディアブロ IV」です。

そもそも「ディアブロ」初心者が遊べるのか?

 ディアブロ IVは、タイトルどおりシリーズの最新作となります。ここで気になるのが、「前作までをプレイしなくても遊べるの?」ということです。私は、従来シリーズを1作品も遊んだことがありません。しかし、従来シリーズの濃いファンの話は、結構聞いてきましたし、気になっているタイトルではありました。

 ディアブロ IVは、従来シリーズと物語が関係ないかといわれると、結構ガッツリ関係はあります。本作は、「ディアブロ III リーパー オブ ソウルズ」から数十年後の世界が舞台となっていますので、物語はつながっているとえるでしょう。もし、ディアブロシリーズの世界観をしっかりとしったうえでプレイしたいという人は、シリーズの物語をざっくりと頭に入れておくというのもありだと思います。

 しかし、私のようなシリーズ初挑戦のプレイヤーがまったく楽しめないかというと、そういうことはまったくありません。本作のストーリーに関しては、すごく丁寧に描かれている印象です。加えて、恐ろしくリアルなグラフィックでムービーが展開されているので、プレイし始めてすぐに世界観に没入することができました。

映像がものすごくリアルで、驚きました

リリス。存在感がスゴイ

 難易度について、本作は「ワールドティア」という要素で難易度がわかれています。ワールドティアはプレイ開始前のキャラクター選択画面で自由に変更が可能なほか、キヨヴァシャドにある彫像でも変えることができます。ワールドティアを上げると、敵の難易度が上がっていくとともに、モンスターから得られる経験値やお金も上がる、さらに、低いティアだといけないダンジョンに行けるようにもなります。

 とはいえ、初めてディアブロ IVをプレイする人は、大人しくティアIから始めることをオススメしたいです。なぜかというと、レベルをあまり上げずに敵が強いゾーンに突っ込むと、思いっきり返り討ちにあったからです。

雪山で強い敵に追っかけまわされて、ぼこぼこにされました

 自分より強い敵が沸く場所に行く際は、できればレベルを上げてから挑んだほうがいいでしょう。1対1だと勝てることはありましたが、集団で襲われるとボッコボコにされました。メインクエストをガンガン進めようとして詰まった場合は、サブクエストをこなしたり、サイトダンジョンに挑みながらレベルをしっかりと上げるというのもありでしょう。

サイドダンジョンも寄っていきましょう

サブクエストもこなしておくといいです

レベルを上げて、使えるスキルを増やしたり、強化したりしていきましょう

自分のお気に入りのクラスを見つけよう!

 ディアブロ IVには、クラス要素があります。クラスごとに戦闘の特徴が異なるため、どういったスタイルで遊びたいかによって選ぶのがいいと思います。

 ではどんなクラスがあるのか。ざっくりと紹介すると、近距離に特化した「バーバリアン」、遠距離から魔法で戦う「ソーサラー」、連続攻撃や状態異常を与える「ローグ」、熊や人狼などに変身して自然の力で戦う「ドルイド」、アンデット軍を率いて戦う「ネクロマンサー」があります。

 私は最初、ネクロマンサーを選択しました。敵の死体からアンデットを召喚すると、自動で敵と戦ってくれます。加えて、レベルを上げると敵の死体を爆発できるようになりました。このスキルがかなり爽快感があり、気に入っています。もちろん、自分自身でも攻撃できるので、敵の死体を使うスキルと、自分で攻撃するためのスキルをどのようなバランスで強化していくかを考えるのも、楽しいです。

ネクロマンサーを選択しました

敵の死体からアンデッドを召喚したり、死体を爆発することでダメージを与えられたりできます

 また、友達とマルチで楽しみたいという人は、友達のクラスに合わせて選ぶのも面白いです。例えば、友達が近距離戦闘であれば、自分は遠距離で攻撃できるクラスや、デバフを与えられるクラスを選択するといいですし、その逆もありです。とはいえ、まずはソロで遊びやすい、楽しいクラスを選択するのがオススメです。

友人と一緒にプレイして役割分担すると、より攻略が楽になります

より強い、よりレアなアイテムを!
気づいたら時間が溶けている……

 ディアブロ IVは、ハック&スラッシュRPGというゲームジャンルになります。ストーリーを堪能するだけでなく、より強い、よりレアな武器やアイテムを手に入れることも、楽しみの1つです。

 ハスクラの醍醐味を本格的に味わうのは、ストーリークリア後となるかもしれませんが、普通に序盤からより強い、レアな武器を見つけるというのは存分に味わえます。たまにサイトダンジョンなどをクリアするとレアアイテムがドロップすることがあります。そんなときに、「お、これレアじゃないか!」とテンションが上がったら、もう後戻りはできません。

 そこからは、より強い、よりレアな武器や装備、アイテムを探し回ることになるでしょう。これこそが、ハスクラの醍醐味です。攻撃力や防御力が上がり、ちょっと苦戦していた敵の集団をすんなり倒せるようになったときの快感は、ひとしおです。

ディアブロ IVをプレイしていて、中学、高校時代を思い出した

見下ろし視点のゲームをプレイすると、昔を思い出します

 私がディアブロ IVをプレイしていて個人的に一番感じたのは、懐かしさでした。最近はFPSや格闘ゲームといったジャンルを主にプレイしていて、こういったハスクラやRPGはご無沙汰でした。

 しかし、ディアブロ IVをプレイしてみると、なんだか中学・高校の頃にめちゃくちゃハマっていたMMORPGを思い出し、懐かしくなりました。なぜなら、本作はムービー以外は基本的に見下ろし視点でプレイが進行するからです。

 最近、見下ろし視点のゲームをプレイするということがほぼなくなっていたので、余計に懐かしいと思ったのかもしれません。もちろん、当時遊んでいたゲームと比べるとクラスやスキルも豊富なだけでなく、あたりまえのようにグラフィックは向上していますし、MMORPGではなくハック&スラッシュRPGなため、楽しみ方も異なります。

 しかし、ディアブロ IVの世界で別のプレイヤーに会う、狩り(敵を倒している)ところをあまり邪魔しないようにするといったところは、MMORPGに似ている要素でもあります。見下ろし視点、オンラインの世界で別のプレイヤーに会う、スキルを割り振って使用する、レベルを上げたり、武器や装備、アイテムを拾って強くなるというところに共通点があり、とてもノスタルジックな気持ちになりながらプレイしています。

 本作のシリーズのファンの人や、ハスクラが好きな人はもちろんですが、シリーズをプレイしていないけど、昔見下ろし視点のMMORPGをプレイしていたという人にも、私は本作をオススメしたいです。きっと、あの頃の懐かしさを感じながら、最新ゲームのスゴイグラフィックスや、ハスクラという本作の醍醐味ともいえる要素、クラスごとにことなる性能、オープンワールドといった、本作ならではのコンテンツも堪能してみてください。

 私は、ディアブロシリーズ初挑戦で、そこまでシリーズについて詳しくもないですし、本作もまだまだこれからやり込む! といった感じですが、すでに存分に楽しめています。それは、中学・高校時代に、睡眠時間を削って遊んでいたあの頃の熱狂を、思い出すことができたからです。

 暑い夏、休みの日は涼しい自宅でなにかを楽しみたいという人は、ぜひディアブロ IVを始めてみてはいかがでしょうか。暑くはない部屋で、熱いハスクラの世界に飛び込んでみましょう!

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