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衛星データから地上の3DモデルをAIで自動生成するスペースデータ、Fortniteに特化したゲーム開発スタジオを設立

2023年08月15日 16時30分更新

 スペースデータは8月15日、オンラインゲーム「Fortnite(フォートナイト)」に特化したゲーム開発スタジオ「SpaceGame(スペースゲーム)」の設立を発表した。
 
 Fortniteは、Epic Games社が配信しているオンラインゲーム。総プレイヤー数5億人以上、月間アクティブユーザー数7000万人を誇るメタバースプラットフォーム。フォートナイトのユーザーは、オンラインで対戦するバトルモードと、ユーザーが独自のゲームを制作できる「クリエイティブモード」で遊んでおり、直近では「Unreal Editor for Fortnite(UEFN)」が公開されたことで、極めて自由度の高いゲームやハイクオリティーな空間を作ることもできるようになった。

 スペースデータは、衛星データと3DCG技術を活用してバーチャル空間に現実そっくりのデジタルツインを自動生成するAI技術を開発。衛星から取得できる地上の静止画像と標高データに対して機械学習を活用して地上の構造物を検出した上で、AIに地上の3Dモデルを自動生成させ、3DCG技術によって鉄・植物・ガラスなどの材質を再現(特許保有)。

 同社では、同社が保有するデジタルツイン生成技術とフォートナイトのプラットフォームを組み合わせ、グローバルで楽しめる独自のコンテンツを開発するとともに、外部のフォートナイトクリエイターとも連携を強化するという。

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