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家庭向け音響拡散体「オトノハ」。音を球状に散乱し“自然でクリア”な音空間に

2023年08月09日 19時15分更新

設置例 ピアノ練習室

 日本環境アメニティは8月9日、黄金比と植物が持つ黄金角の規則を機能とデザインに活用した音響拡散体「オトノハ」を発表した。

 ラインアップは、設置や持ち運びがしやすいプラスチック製の「Ivy wall」と、黄金比と黄金角をふんだんに利用し、より音の散乱機能を高めた3Dプリンター製の「Container garden」の2モデル。価格はIvy wallが1万780円、Container gardenが15万1800円で、10月2日より発売する。

Ivy wall ホワイトグレー

Container garden

 音響拡散体は、反射音を散乱させ室内の響きを調整するもので、室内の音響改善策のひとつとして、音響・音楽制作のプロやオーディオ愛好家等、音響にこだわりのある人たちに活用されている。

 オトノハは、一般ユーザーの使用も視野に開発された音響拡散体。黄金比と植物が持つ黄金角の規則を機能とデザインに活用している。植物が太陽光を最大限に受けるため、黄金角で葉を展開することにヒントを得ている。黄金角で配置された立体にぶつかった音は球状に散乱され、自然でクリアな音空間を創出する。少ない個数で十分効果を発揮するという。また、木箱に寄せ植えした植物をイメージしたデザインは、既存の音響拡散体になかった意匠だとしている。

 Ivy wallは、平置き、壁掛け、空間等、様々な設置方法に対応。自宅や会議室、学校の音楽室や視聴覚室、飲食店やライブハウス等、あらゆる室内において、楽器演奏や歌唱、スピーカー再生やホームシアター、宅録(自宅録音)、配信やオンライン会議等の場面で活用できる。Container gardenはその緻密な形状から、小さいながらも高い散乱の効果を発揮し、スタジオエンジニア等プロやオーディオマニアに特におすすめという製品。

 Ivy wallはABS製で、サイズは幅300×奥行き300×高さ42.5mm、重量はおよそ600g。カラーはホワイトグレー、グレージュをラインアップする。直販サイトとAmazonにて販売予定。今後、楽天市場でも販売を予定している。

 Container gardenはナイロン製で、サイズは幅200×奥行き200×高さ60mm、重量はおよそ865g。カラーはブラックのみ。直販サイトにて受注生産を受け付けている。

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