アッシュは8月8日、日本で活躍するアーティストの美術作品・伝統工芸品の“1点もの”だけを集め、メタバースを使って世界に発信するVRコマース「LITUP JAPAN」(リタップジャパン)を開設したことを発表した。
LITUP JAPANでは厳選したアーティストの“唯一無二”にこだわり、日本の匠の技が光る伝統工芸から新進気鋭の若手アーティストによる現代美術など45点を展示。作品をフォトグラメトリーでCG再現し、VR空間の中で360度あらゆる角度から閲覧・購入できる。作品の物理購入の場合にはNFT証明書を付与することで唯一性を高める。また、作品をデジタル化したNFTも購入する事が可能だ。作品の世界感をひきたてる和の空間にもこだわり、日本古来の尺貫法のモジュールで設計。8月時点で、総額2億5500万円の作品を展示販売している。
日本で真摯にものづくりに向き合っているアーティストの作品を、国内のみならず世界中に知って欲しいという思いから開設に至ったLITUP JAPANでは「作家ファースト」を掲げて、アーティストの負担を最小限にする仕組みを導入。LITUP JAPANが越境ECでの煩雑な手続きと売買が成約するまで費用を負担することで、アーティストは海外への販路拡大ができるとする。世界中でVR、AR、メタバースのマーケットシェアが高まる中で、日本のクリエーター、アーティストの活動の場を広げること目指す。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります