限定モデルやテーマ別の展示もあって楽しめる
2階には1階よりも数多くの新製品が展示されているが、一角にはキャリア限定モデルの展示もされていた。これは韓国キャリアLG U+が販売するデジタルコミック「ガベージタイム」の限定モデル。パッケージは大型で開くとバスケットコートとキャラクターが飛び出す構造、さらにキャラクターのアクリルプレートも付属するという凝ったもの。
韓国では過去にもサムスンから新製品が出ると、サムスンだけではなくキャリアがこの手の限定モデルを販売する例が多くあった。キャリア品なので本来はキャリア店舗でしか展示されないのだが、ここでは話題の製品ということもあって展示をしているようだ。
2階では端末だけではなくケースも全種類を展示。タブレットのケースもあり、実際の装着感を試すことができる。タブレットケースは価格も高めだけに、買って使ってみたら思っていたものと違った、なんてこともあるだろう。キーボード付きケースの展示もあるのでキータッチも体感できる。
アクセサリー類の展示はスマートウォッチのベルトも多数あり、Galaxy Watch6の着せ替えベルトはメーカー純正品のほぼ全種類を展示しているとのこと。より交換しやすくなったこともあり、Galaxy Watch6を買ったらぜひ数本購入して気分やTPOでベルトを交換したい。
Galaxy Watch6は日常的なスマートウォッチとしてだけではなく、特にスポーツをする人に活動量計として使ってほしいということもあり、ランニング、スイミング、テニス、ゴルフの4つのスポーツごとに、運動量の計測機能などもデモ。またそれぞれのスポーツに合ったベルトやウォッチフェイスの提案もしている。
くつろげるカフェと限定カバーを展示
3階に上がるとフロアーの半分以上はカフェスペースとなっている。テーブルの数はあまり多くないが、店内を回って疲れたときはここで休憩するのもいい。テーブルの一部にはGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5の展示もあるので、コーヒーを飲みながらじっくり触ることもできる。また、4階に上がる途中エリアには階段状のステージがあり、製品のデモや使い方の勉強会なども実施される。
3回の展示の目玉はサムスン向けのケースなどを展開しているメーカー、SLBSの製品を集めた「SLBS Studio」が併設されている。Galaxy Z Flip5用のNFCカバー「Flipsuit card」や、他モデル用にNFCで同様に壁紙を変えられるストラップやキーリングなども展開中だ。展示の中でもK-POPアイドルの「Stray Kids」とコラボしたGalaxy Z Flip5には、立ち寄ったファンが製品購入方法などを聞いていた。
ちなみに、Stray KidsはGalaxy Unpackedにも来客として招待されていた。サムスンは以前BTSをイメージキャラクターに使っていたが、Stray KidsはサムスンとではなくSLBSと契約をしており、今後Galaxy向けの様々なアクセサリーが販売される予定だ。
Galaxyファンならソウルに行こう!
4階は新機能をデモするエリアになっている。このフロアにくればGalaxy Z Fold5、Galaxy Z Flip5の新しい使い方を体験することができるだろう。5階はオフィス、地下1階はサービスセンターだ。
サムスンカンナムは午前11時オープン、月曜から土曜日は21時閉店、日曜日は19時閉店だ。ソウル観光ついでに立ち寄るのもいいし、Galaxyユーザーだったらここへ行くためだけにでも、ソウルに行きたくなるだろう。日本では見られない新製品を体験したい人に必見のスポットだ。
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