Stable Diffusion入門 from Thailand

第2回

画像生成AI「Stable Diffusion」の始め方　まずはインストールだ！（環境構築から）

まずはPythonをインストール

　起動が確認できたので、いよいよStable Diffusionを利用するための環境構築に入っていく。「Python」「Git」そして「Stable Diffusion Web UI」の順番にインストールする。やることがちょっと多いので「むずかしそう」と感じるかもしれないが手順どおりに進めれば簡単だ。

　まずはStable Diffusionを動かすために必要なプログラム言語、Pythonをインストールする。

　今回インストールするツール「Stable Diffusion Web UI」で推奨されているPythonのバージョンはPython 3.10.6。

　ダウンロードページからWindows installer（64-bit）をダウンロードする。

　なお、Pythonのバージョンを3.10.6に固定するのが難しい場合は、Anacondaなどを使うといいとのことだ。

Pythonインストーラー

　インストーラーをダウンロードしたら解凍して起動。ポイントは必ず「Add python 3.10 to PATH」にチェックを入れること。これを忘れると、自分でpythonへのパスを通すという難易度の高い作業が追加で発生するらしいので注意しよう。

　チェックが入っていることを確認したら「Install Now」をクリック。

インストール完了

　数分でインストールが完了するので、「Close」をクリックしてインストーラーを終了。

Windows PowerShell

　インストールが終わったら「コマンドプロンプト」または「Windows PowerShell」を起動し、「python」と入力。バージョン情報が表示されればインストール完了だ。