スマートフォン大手メーカーは各国にフラッグシップストアを構えていますが、ファーウェイは2020年6月に「世界最大級」を謳う店舗を上海にオープンさせました。新型コロナウィルスが猛威を振るう中での開業で、海外からの渡航はなかなかできなかったものの、オープンから3年がちょうど過ぎた2023年6月27日にようやく潜入することができました。
最新スマホやPCが多数展示
ファーウェイフラッグシップストアがある住所は上海の繁華街、南京東路233号。交差点を挟みすぐ向かいにはアップルストアとサムスンストアがあるという最高、いや最激戦区なロケーションです。店舗の概要についてはオープン直後にプレスリリースベースの記事を書いたためある程度わかっていたものの、いざ店内に入るとゆったりとした空間に数多くの製品が並べられている様は「優雅」という感じ。
平日昼間にも関わらず、スマートフォンの新製品コーナーは多くの人が詰めかけています。話題の製品はやはり折りたたみモデル。画面が曲げられるとはいえ、実際に耐久性はどうなのか気になるところでしょう。また縦折りモデルはそのコンパクトなサイズを体感したい人が多いようです。
2023年3月の発表時は「世界最薄」だった横折式の「HUAWEI Mate X3」はとにかく薄い。実際に触ってため息をついてしまうお客さんもいるくらいで、次から次へと来る来客の多くがこのモデル目当てでした。開いた最薄部の厚みは5.3mmで、もはや紙のノートなどと厚さは変わらないくらいです。
縦折りスマートフォン「Pocket S」は手のひらで握ってみたり、ポケットに入れてみたりとサイズを確認する女性の姿が目立ちました。なお、定価は5999元(約11万6000円)でしたが、モトローラが「razr 40」シリーズを出してきたことからか、4999元(9万6000円)に引き下げて販売中。その場で買っている人を目の当たりにしました。
最強カメラフォンと言える「HUAWEI P60 Art」は美しいデザインの純正ケースも展示。写真や動画撮影用戸だけではなく、ファッションとして持ちたいユーザーをカバーします。もちろんP60シリーズは展示エリアでカメラ機能を試すお客さんが多数いました。
そしてタブレットやノートPCの展示エリアは、日本未発売のモデルも含め多数を展示。ファーウェイスマートフォンとのシームレスな連携機能などもデモしていました。
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