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これで十分! 2年連続日本一売れているクルマ「N-BOX」がフルモデルチェンジ

2023年08月03日 11時30分更新

USBはTYPE-Cが標準だがTYPE-Aもあり
収納も普段使いには十分

N-BOX

グローブボックスの容量

N-BOX

よく見るとフタ部分にはケーブルが入るスリットが設けられている

 スーパーハイトワゴン系の軽自動車で求められるのが収納です。今回のN-BOXは、その点では少なめの印象を受けました。一方で使い勝手は大幅にアップ。中でもグローブボックスにはケーブルを挟んでもキレイに閉じられる工夫は、「なぜ今までなかったのか」と思えるもの。

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USBはTYPE-Cが標準。ナビを取り付けるとTYPE-Aが追加される

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助手席トレイにスマホを置いた様子

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運転席ドリンクホルダーにスマホを置いた様子

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ドアポケットにスマホを置いた様子

 USBはTYPE-Cがメイン。これに純正カーナビを取り付けるとTYPE-Aがつきます。TYPE-CはどうやらPD20Wに対応しているようです。スマホは、どうやら助手席側のトレイに置く仕様。筆者的には手元に置いておきたいので、助手席側のトレイではちょっと遠いかなと。ドリンクホルダーやドアポケットに置いてみたところ、大型端末ではキチンと入れることはできませんでした。

N-BOX

2列目シートの様子

N-BOX
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ボックスティッシュも収納可能なドリンクホルダー

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お子さんの乗り降りに便利な取っ手が用意されていた

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2列目の窓は大きく広い

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サンシェードが付属する

 お子さんやお年寄りの方が乗ることの多い2列目シート。その使い勝手は前作の美質をそのままに、さらにアップしています。シートは前後に動くほか、チルトアップにも対応という点はそのままに、室内幅は55mmアップ。さらにドリンクホルダーのほかにボックスティッシュが縦に入るスペースが設けられています。

N-BOX
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 荷室も広々。リアシートのそのものが前後に移動するほか、背もたれを倒せば広大なスペースが出現。前席を動かせば自転車(シティーサイクル)を載せることもできます(座面の間に自転車の前輪を差し込むようにして固定する)。たとえば、お子さんが習い事に行った帰りが雨だったとしても、迎えにいくことができます。

電動化(EV)は見送りになったが
福祉車両も用意

 最後にパワートレインですが、取材時点では非公開。おそらく自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類をラインアップするようで、残念ながらBEV(電気自動車)は見送りに。まだ時期尚早という判断なのでしょう。ちなみにHondaの軽BEVは、商用バンからスタートすると言われております。

N-BOX

車いすユーザー向けの車両も用意するという

N-BOX

車いすに乗ったまま、スロープで上がることができる。電動ウインチも付く

 クルマ椅子の介助向け車両も用意され、多くの方にピッタリのN-BOX。軽自動車の新型が登場する度に「これで十分では?」と思うのですが、3代目のN-BOXほど、この思いを強く感じたことはなかったことを、正直に申し上げます。ASCII.jpでは試乗車を借りられるようになったら、すぐにレポートする予定です!

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