ケン・コーポレーションとKアリーナマネジメントは8月1日、横浜みなとみらい21地区で大規模複合開発「Kアリーナプロジェクト(街区名称:ミュージックテラス)」が7月31日に竣工したと発表した。開業は9月の予定。
ミュージックテラスの核となるKアリーナ横浜は、「――すべては『音楽』を楽しむために――」をコンセプトに掲げる世界でも類を見ない音楽に特化した大型アリーナだという。さまざまなファシリティーを備えるとともに、一般的なライブ・コンサートで持ち込まれる演出機器を一部常設し、設営・撤収に配慮した「使いやすさの追求」と、大規模な吊り込みへの対応や良質な音響空間など「多様な演出への対応」を実現。
音楽に特化したアリーナにふさわしい業界トップクラスの演出機器を備え、ソニーマーケティングが高精細LEDビジョン、ハイクラススピーカーおよび舞台照明を含む舞台特殊設備の設計、システム構築、納入までの一連のシステムインテグレーション業務を担っている。
舞台音響音声設備では、音楽に特化した空間づくりにこだわり、L-acousticsのスピーカーシステムを採用。メインスピーカーにK1・K2を使用、その他アウトサイドスピーカーやアッパースタンド向けフォロースピーカーを常設し、会場全体に良質を追求した音響空間を提供。また、舞台照明設備では持込機材に耐えうる十分な電源容量を確保し、場内演出を豊かにするピンスポットライト、ムービングライトなどを導入。
2万席を誇る客席は、全席に長時間快適に過ごせるファブリックシートを導入。ステージ前方のアリーナに加え、三層構造となるスタンドの全席がステージ正面を向いた扇型の形状を採用。また、バーラウンジや、ゆっくりと飲食を楽しめるおよそ400席の大空間のラウンジ、施設内外に6200口のコインロッカーを備える。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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