週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

夏休みの自由研究に! KDDIがカーボンニュートラルを楽しく学べるイベントを開催

2023年07月29日 09時00分更新

 KDDIが7月28日から10月上旬まで、東京・銀座の「GINZA 456 Created by KDDI」にて「Trim the Earth イベント 〜めぐる、学ぶ、世界のカーボンニュートラル〜」を開催します。7月26日に開催されたプレス先行内覧会の様子をレポートします。

 同イベントは、映像とARを用いて、楽しくカーボンニュートラルについて学べる趣向。子供たちの夏休みの自由研究として使えるフォーマットも用意されています。

 内覧会では、まず、KDDI サステナビリティ経営推進本部長の山下和保氏が登壇。KDDIグループのサステナビリティとカーボンニュートラルの取り組みが紹介されました。

KDDI サステナビリティ経営推進本部長の山下和保氏

 KDDIは2030年度にカーボンニュートラルの達成を目指していて、すでに基地局やデータセンターなどでの省エネルギーや、再生可能エネルギーへの切り替えを進めているとのこと。

KDDIは2030年度にCO2排出量実質ゼロを目指している

エネルギーの多くは基地局やデータセンターなどで使われる。そのため、各施設での省エネや再生可能エネルギーへの転換が進められている

太陽光パネルから給電するサステナブル基地局は2023年5月から運用されている

 イベントは、地下1階のイベントフロアと1階のショールームで開催されます(ちなみに2階はKDDIサービスの受付フロア)。

 地下1階では、壁面と床面に投影される映像で、世界のカーボンニュートラルの取り組みを体感できる趣向。映像は森、街、そして海へと切り替わり、没入感のある空間を旅しているような気分を味わえます。

地下1階のイベントフロア。壁3面と床面の動く映像に囲まれて、没入感を味わえる

 映像は人の動きに反応して変化する仕掛けがあり、たとえば、映像の中の木に触れると、木が成長したり、鳥やドローンの飛行をコントロールしたりもできます。

壁面の映像に触れると、映像の中の物が反応したりする

海の世界では、床面に泳ぐ魚たちも現れる

 来場者には双眼鏡型のARグラスが貸与され、それを通して壁面の映像を見ると、カーボンニュートラルについての知識や取り組みの説明が浮かび上がり、楽しみながら学べるようになっています。

ARグラスを覗くと、カーボンニュートラルについて学べる趣向

ARグラスで見える情報の例。1階の展示と連動するもののある

場内は撮影自由。設置された筏で記念写真を撮ることも

 1階では、地下1階で体験した森林資源の循環など、世界の取り組みについて理解を深めるための展示を見られます。KDDIおよびKDDIが支援する企業の取り組みについても展示されています。

1階の展示スペースの壁面に展示された「WORLD ACTION」

どんぐりを開くと、知識を深められる

分解されたスマホを展示。機械での分解では70〜80%ほどしかリサイクルできないが、手作業で分解すること99.8%を再資源化できるそう

アミカテラ社による植物由来のプラスチック代替素材「modo-cell」を使って作られたKDDIブランドグッズ。購入することもできる(タンブラーは1100円、お箸は451円)

薄いシート状の「ペロブスカイト太陽電池」。開発したエネコートテクノロジーズ社とKDDIで、基地局での導入に向けた実証実験が進められている

 体験の最後に、自分のスマホから自分ができるカーボンニュートラルに向けた行動を投稿でき、それが大きなモニターに映し出されます。また、投稿と同時にアンケートに回答することで、エントランスにあるガチャガチャができ、植物の種がプレゼントされます。

地球のために自分ができることを投稿すると、すぐにスクリーンに表示される

ガチャガチャでもらえるのは植物の種。持ち帰って育てることも環境保全の一歩となる

このような紙をもらって、夏休みの自由研究にすることも

 これまでにGINZA 456で開催されたイベントは予約制が多かったのですが、今回のイベントは予約不要で入場無料。誰でも気軽に立ち寄れますよ。

GINZA 456は、東京都中央区銀座4-5-6。営業時間は10:00〜20:00

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります