コアHにdGPUに「バイオレットライト」も内蔵で店頭モデル25万円は謝恩価格ですね!
NECが限定生産のステップスカルプチャー採用ハイエンド16型ノートPC「LAVIE NEXTREME Infinity」発表
NECパーソナルコンピュータは8月1日にPC-9801生誕40周年のアニバーサリーモデル「LAVIE NEXTREME Infinity」を発表した。
16型の4K-OLEDにコアi-H、dGPUを搭載したフラッグシップモデルで、店頭と直販合わせて4000台の限定モデルながら、価格は25万円からの「謝恩価格」で8月3日出荷予定だ。
シリンドリカル・ステップスカルプチャー・キーボード搭載
16:10の4K OLEDで「バイオレットライト」照射も
「NEXTREME Infinity」(XF950/GAB)は「LAVIE史上最速のパフォーマンス」「LAVIE史上最上のディスプレー」「LAVIE史上最高の打ち心地」をアピールするフラッグシップモデルだ。
CPUにはCore i7-13700Hを、dGPUとして、インテル「Arc A570M」とビデオメモリーとして8GB(GDDR6)を搭載する。Core i7-13700Hは6P+8Eの14コア20スレッドで、最高5GHz/115W。A570Mは16Xeコアで80W動作、GeForce RTX3060対抗とされている。メインメモリーはDDR5を16GB、SSDはPCIe Gen4タイプで1TB内蔵。
ディスプレーは16インチで16:10の4K OLED(有機ELディスプレー)で3840×2400ドット、100% DCI-P3の色域でコントラストは10万:1、DisplayHDR 500というスペックだ。
キーボードはチルト&ステップスカルプチャー機構を実現しており、キートップはシリンドリカル形状である。キーストロークは1.7ミリで、閉じたときにキートップがディスプレーに当たらないように、キーボード面は凹型に微妙に成形されているという。
ボディは天板と底面がアルミ合金で強度と美しさを実現している。
インターフェースはUSB 3.2 Gen2のType-A×2にThunderbolt4、有線LAN、SDカードスロット、オーディオジャック、HDMI出力を搭載。DC入力端子はおなじみのNEC角形で、アダプターは230W出力ながら、小型軽量となっている。
ディスプレー上部のカメラの横には「バイオレットライト」と搭載しており、F11キーでオンオフ可能。慶応大学の坪田ラボ監修で、屋内での活動が多い現代人の目に不可欠な光だそうだ。
WebカメラはフルHDでプライバシーシャッター付き顔認証対応、無線LANはWi-Fi 6E、バッテリーは9.7時間でボディーカラーはアルマイトブラックのみである。
外形寸法は突起部、バンプ部を除き、359.8(W)×254.1(D)×19.9~30.9(H)ミリ、重量は約2.5kg。
直販サイトではカスタマイズが可能で、CPUにはCore i9-13900HとCore i5-13500Hが、メインメモリーは最高64GB、SSDは2TBが選択できる。Windows 11はProが、MS Officeはなしも選べる。GPUとディスプレーは固定だ。
また、Vtuberとしてゲーム実況がすぐにできるオリジナルガイドと各種アプリをプリインストール済み。Xbox Game Pass Ultimateを3ヵ月無料で利用できるほか、プロジェクトEGGのランチャーも搭載するので、PC-9801シリーズの懐かしいゲームもすぐにプレイできる。
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