本田技研工業(Honda)は7月26日、小型船舶用の4kW電動推進機プロトタイプを用いた実証実験を開始すると発表した。
今回の実証実験で使用する電動推進機プロトタイプは、同社とトーハツが共同で開発したもので、Hondaが出力4kWの電動パワーユニット、トーハツはギアケースやロアーユニットなどのフレーム領域をそれぞれ担当。バッテリーにはHondaの二輪車で使用している交換可能な着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」を採用。
実証実験は8月より島根県松江市にて、公益財団法人松江市観光振興公社が運営する堀川遊覧船に電動推進機プロトタイプを搭載し、実際の運行で使用することで、遊覧船における商品性を検証する。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります