スウェーデンの音楽ストリーミングサービスSpotifyは7月24日(現地時間)、同社のサブスクリプションプランを2008年のサービス開始以来はじめて値上げした。値上げは米国をはじめ世界50の国や地域で実施されるが、今のところ日本は含まれていない。
ファンとアーティストに価値を提供し続けるため
Spotifyは2億人以上のプレミアム会員を擁する世界最大規模の音楽ストリーミングサービス。競合のApple MusicやAmazon Music Unlimitedが相次いで値上げする中、これまで創業当時の価格を維持していた。
米国での値上げ幅は、Spotify Premiumが9.99ドル/月から10.99ドル(およそ1550円)/月、Spotify Premium Duoプランが12.99ドル/月から14.99ドル(およそ2120円)/月、Spotify Premium Familyプランが15.99ドル/月から16.99ドル(およそ2400円)/月。
値上げの理由として「ファンとアーティストに(Spotifyの)価値を提供し続けるため」と説明している。
なお、現時点で日本での価格はSpotify Premiumが980円/月のままで、値上げは告知されていないが、時間を置いて発表される可能性も否定できない。
値上げされる国一覧
アンドラ、アルバニア、アルゼンチン、オーストリア、オーストラリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ベルギー、ブルガリア、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、コスタリカ、キプロス、デンマーク、エクアドル、エストニア、スペイン、フィンランド、フランス、イギリス、ギリシャ、グアテマラ、香港、クロアチア、インドネシア、アイルランド、イスラエル、アイスランド、イタリア、リトアニア、ルクセンブルク、ラトビア、モナコ、モンテネグロ、北マケドニア、マルタ、メキシコ、オランダ、ノルウェー、ニュージーランド、ペルー、ポルトガル、セルビア、スウェーデン、シンガポール、スロヴェニア、スロバキア、サンマリノ、タイ、トルコ、アメリカ、コソボ
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